黛りんたろう
日本のドラマ番組ディレクター、演出家 (1953-)
黛 りんたろう(まゆずみ りんたろう、1953年[1] - )は、NHKエンタープライズ所属のドラマ番組ディレクター、演出家、映画監督。
来歴・人物
編集東京都生まれ[1]。黛敏郎の長男[2]。夫人は女優の平淑恵[3]。
1975年(昭和50年)に学習院大学文学部哲学科を卒業し、NHKに入局[1]。
2019年11月9日に開催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」第2部「祝賀式典」の総合演出を務めた。[4]
手掛けたドラマ
編集- 花丸銀平(1984年、銀河テレビ小説)
- 澪つくし(1985年、朝の連続テレビ小説)
- 武蔵坊弁慶(1986年、新大型時代劇)
- イキのいい奴(1987年、水曜ドラマ)
- 空が青かったとき(1988年)
- ひとつの空の下で 鉄棒(1988年)
- ハートブレイクなんて、へっちゃら(1988年)
- うさぎの休日(1988年)
- 夜の長い叫び(1989年、シリーズドラマ10)
- ダックスフントのワープ(1989年)
- 花の乱(1994年、大河ドラマ)
- 秀吉(1996年、大河ドラマ)
- 鏡は眠らない(1997年、水曜ドラマ)
- 風になれ鳥になれ(1998年、土曜ドラマ)
- すずらん(1999年、朝の連続テレビ小説)
- 四千万歩の男・伊能忠敬 人生ふた山、55歳の挑戦 妻が支えた日本地図作り(2001年、正月時代劇)
- 茉莉子(2001年、ハイビジョンサスペンス)
- 五瓣の椿(2001年、金曜時代劇)
- 川、いつか海へ 6つの愛の物語(2003年、テレビ放送開始50周年記念ドラマ)
- 義経(2005年、大河ドラマ)
- 新マチベン 〜オトナの出番〜(2007年、土曜ドラマ)
- 雪之丞変化(2008年、正月時代劇)
- オトコマエ!シリーズ(2008年 - 、土曜時代劇)
- 隠密秘帖(2011年、正月時代劇)
- 隠密八百八町(2011年、土曜時代劇)
- 神様の女房(2011年、土曜ドラマ)
- 新・御宿かわせみ(2013年)
- 鼠、江戸を疾る(2014年)
- 鼠、江戸を疾る2(2016年)[5]
- 紙の月(2014年、ドラマ10)
- 風の峠〜銀漢の賦〜(2015年、木曜時代劇)
- まんまこと〜麻之助裁定帳〜(2015年、木曜時代劇)
- ぬけまいる〜女三人伊勢参り(2018年、土曜時代ドラマ)
- 螢草 菜々の剣(2019年、BS時代劇)
- 空白を満たしなさい(2022年、土曜ドラマ)[6]
- 一橋桐子の犯罪日記(2022年、土曜ドラマ)
- 光る君へ(2024年、大河ドラマ)
劇場公開作品
編集- 1994年『RAMPO』(黛バージョン) - 監督・脚本
- 1994年『RAMPO』(奥山バージョン) - 監督協力・脚本協力
- 2000年『すずらん 少女萌の物語』 - 監督
著書
編集- 『大河ドラマ『義経』ができるまで』春風社(2005年3月3日出版)ISBN 4861100291
脚注
編集- ^ a b c d “プロフィール”. ローチケHMV. ローソンHMVエンタテイメント. 2016年5月26日閲覧。
- ^ “巨匠・黛敏郎の功績を探る特集本が刊行”. ARBAN (2018年5月16日). 2018年12月20日閲覧。
- ^ 『現代日本人名録98第4巻』日外アソシエーツ、1、615頁。
- ^ “天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典 参加お申し込み受付”. www.houshuku.org. 2020年10月15日閲覧。
- ^ “時代劇主演の滝沢秀明「男の色気が出てきた」 ドラマ監督が絶賛”. クランクイン!! (2015年11月2日). 2015年11月3日閲覧。
- ^ "柄本佑:平野啓一郎「空白を満たしなさい」ドラマ化で主演 鈴木杏、阿部サダヲ共演のヒューマンサスペンス". MANTAN WEB. 株式会社MANTAN. 11 March 2022. 2022年3月11日閲覧。