鹿部駅

北海道茅部郡鹿部町本別にある北海道旅客鉄道の駅

鹿部駅(しかべえき)は、北海道渡島総合振興局茅部郡鹿部町本別にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)のである。駅番号N68電報略号カヘ事務管理コードは▲140153[2]

鹿部駅
駅舎(2020年8月)
しかべ
Shikabe
H68 大沼[* 1] (14.6 km)
(5.4 km) 渡島沼尻 N67
地図
所在地 北海道茅部郡鹿部町本別
北緯42度3分51.8秒 東経140度46分17.02秒 / 北緯42.064389度 東経140.7713944度 / 42.064389; 140.7713944座標: 北緯42度3分51.8秒 東経140度46分17.02秒 / 北緯42.064389度 東経140.7713944度 / 42.064389; 140.7713944
駅番号 N68
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線(砂原支線)
キロ程 14.6 km(大沼起点)
電報略号
  • タチ(改称前:鷹待駅)
  • カヘ(改称後:鹿部駅)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
開業年月日 1945年昭和20年)6月1日
備考 無人駅
  1. ^ この間に銚子口信号場有り(当駅から7.8 km先)。
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歴史

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1976年の鹿部駅と周囲約1.5km範囲。下が大沼方面。周囲は殆ど人家がなく、駅裏は駒ケ岳山麓の火山性の荒れた傾斜地が広がっている。市街地は右下側数キロ先の港にあり、駅のある標高100mまでは登り坂である。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「シカペ」(アホウドリ)に由来するとされる[6][7]。当地附近にアホウドリが多く住んでいたために付けられた[7]

旧駅名の鷹待(たかまち)は、当地附近に鷹狩の際の鷹待がいたことに由来する[7]

駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]列車交換可能な交換駅となっている[8]。駅舎側(東側)が上り線、外側が下り線となっている(番線表示なし)[8]。そのほか上下線共に安全側線を有する[8]。1983年(昭和58年)4月時点では駅舎と上り線の間に側線副本線)を1線有していた[6]。転轍機の形状は上り線からの方開き分岐である[8]木造駅舎を有する。

七飯駅管理(夜間連絡先は森駅)の無人駅となっている。駅舎は構内の東側に位置しホーム中央部分とを結んだ構内踏切で連絡している[8]有人駅時代の規模の大きい駅舎が継続使用されている[9]待合室内には椅子のカバーなどを始めとした手造り品がたくさんあり、図書コーナーも設けられている[9]。駅舎内にトイレを有する[9]駅スタンプが設置されている[9]

駅の標高は90.5mである[8]

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 函館本線
(砂原支線)
上り 函館方面
反対側 下り 長万部方面

利用状況

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乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

乗車人員推移
年度 乗車人員(人) 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 210.0 [10]
1981年(昭和56年) (117.0) [11] 1日乗降客数は234人[11]
1992年(平成4年) (185.0) [8] 1日乗降客数は370人[8]
2017年(平成29年) 81.0 [12]
2018年(平成30年) 80.2 [13]

駅周辺

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駅前には別荘が多い[9]。役場などが所在する中心部とは約5km離れており、バスなどでの連絡が必要となる。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線(砂原支線)
大沼駅 (H68) - *池田園駅 (N71) -*流山温泉駅(N70) - (銚子口信号場) - *新本別信号場 - 鹿部駅 (N68) - 渡島沼尻駅 (N67)
*打消線は廃止駅および廃止信号場 (新本別信号場は1949年8月1日廃止[3]

脚注

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  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、21頁。 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、217頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b c d e f g 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)26,27ページより。
  4. ^ a b c 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行
  5. ^ 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf2014年9月6日閲覧 
  6. ^ a b 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)54ページより。
  7. ^ a b c 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)30ページより。
  8. ^ a b c d e f g h 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)38ページより。
  9. ^ a b c d e 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)20ページより。
  10. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、804頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  11. ^ a b 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)25ページより。
  12. ^ 函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2019年8月2日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
  13. ^ 函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2020年8月25日). 2021年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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