鳩山紀一郎

日本の政治家、工学者 (1976-)

鳩山 紀一郎(はとやま きいちろう、1976年昭和51年〉7月26日 - )は、日本工学者交通工学都市工学)、政治家国民民主党所属の衆議院議員(1期)。元長岡技術科学大学大学院工学研究科産学融合特任准教授政治団体日本先進会代表。博士(工学)東京大学2007年[1]

鳩山 紀一郎
はとやま きいちろう
生年月日 (1976-07-26) 1976年7月26日(48歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州の旗 カリフォルニア州
出身校 東京大学工学部都市工学科卒業
東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程修了
前職 研究者
現職 衆議院議員
所属政党 国民民主党
称号 博士(工学)(東京大学・2007年
子女 3人
親族 鳩山和夫高祖父
鳩山春子(高祖母)
寺田栄(高祖父)
鳩山一郎曽祖父
鳩山薫(曽祖母)
石橋正二郎(曽祖父)
鳩山威一郎祖父
鳩山安子(祖母)
井上和子(伯母
鳩山由紀夫
鳩山幸
鳩山邦夫叔父
鳩山太郎(従兄
鳩山二郎(従弟)
公式サイト 鳩山紀一郎オフィシャルサイト

選挙区 比例東京ブロック東京都第2区
当選回数 1回
在任期間 2024年11月1日 - 現職
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鳩山紀一郎
研究分野 交通工学
研究機関 長岡技術科学大学
出身校 東京大学学士修士博士
プロジェクト:人物伝
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鳩山 紀一郎
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年5月25日 -
登録者数 1,720人
総再生回数 78,175回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2021年5月30日時点。
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第93代内閣総理大臣鳩山由紀夫と、宝塚歌劇団47期生で元娘役鳩山幸の長男(一人息子)。

経歴

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1992年平成4年)学習院中等科卒業後、筑波大学附属駒場高等学校入学。

1995年(平成7年)東京大学教養学部理科Ⅰ類入学。

1997年(平成9年)東京大学工学部都市工学科に進学。

1999年(平成11年)東京大学工学部都市工学科を卒業し、東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程入学。

2001年(平成13年)東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻修士課程を修了し、東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻博士課程進学。

2003年(平成15年)東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻博士課程を中退し、東京大学大学院工学系研究科助手。

2007年(平成19年)3月 博士(工学)東京大学、学位論文「歩行者の心理的負荷を重視した総合的な信号交差点設計・制御ガイドラインの構築に関する研究」)を取得[2]。同年4月、同助教

2008年(平成20年)2月 モスクワ大学経営管理学部客員講師。

2009年(平成21年)7月 日露青年交流事業若手研究者等フェローシップ2009年度フェロー。

2011年(平成23年)4月 東北大学東北アジア研究センター客員准教授。同年6月 東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻専任講師。

2017年(平成29年)4月 長岡技術科学大学大学院工学研究科環境社会基盤工学専攻産学融合特任准教授。

2020年(令和2年)6月 一般社団法人日本先進会代表理事。同年12月に政治団体となり、その代表となった[3]

2023年(令和5年)12月11日、国民民主党次期衆議院議員総選挙における東京2区での公認内定予定候補者(支部長)に決定したことが発表された[4][5][6][7]。同党は公募を経て選んだとしている。東京2区は叔父の鳩山邦夫がかつて地盤としていた[注 1][8]。紀一郎自身は会見で、(父・由紀夫や邦夫から)後援会組織などを「一切引き継いでいない」と強調。また、世襲には当たらないとの認識を示した[6]。2024年10月27日の投開票の結果、小選挙区では辻清人に敗れたものの比例で復活。

人物

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選挙歴

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当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
比当 第50回衆議院議員総選挙 2024年10月27日 48 東京都第2区 国民民主党 4万8527票 27.25% 1 2/5 3/3

系譜

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鳩山由紀夫(元内閣総理大臣)は父。鳩山邦夫(元法務大臣ほか)は叔父。井上和子は伯母。鳩山威一郎(元外務大臣)は祖父。鳩山一郎(元内閣総理大臣)は曾祖父。鳩山和夫(元衆議院議長)は高祖父。鳩山太郎(元東京都議会議員)、鳩山二郎衆議院議員)はいとこ。

鳩山紀一郎
鳩山由紀夫
祖父
鳩山威一郎
曾祖父
鳩山一郎
曾祖母
鳩山薫
祖母
鳩山安子
曾祖父
石橋正二郎
曾祖母
石橋昌子[10]

鳩山幸
祖父
楠瀬幸雄
曾祖父
楠瀬豊吉
曾祖母
-
祖母
橋本秀子[11]
曾祖父
橋本楠治
曾祖母
-
鳩山家(東京都文京区
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
井上多門
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
和子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
石橋正二郎
 
安子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
紀一郎
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
由紀夫
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
威一郎
 
 
 
 
太郎
 
 
 
 
鳩山十右衛門博房
 
和夫
 
 
 
 
邦夫
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一郎
 
 
 
 
 
 
 
華子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
春子
 
 
 
 
 
 
エミリー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
二郎
 

主な研究成果

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  • 「道路交通パフォーマンスマネジメント手法の展開」(共同研究)平成16年度国際交通安全学会研究調査報告会報告

主な著書

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共著

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Toward a Comprehensive Signalized Intersection Design for the Aging Society Considering Pedestrians’ Viewpoint:Transportation Science Society of the Philippines 9th Annual Conference (TSSP),2001.7

訳書

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  • 「カナダにおける公共交通」Public Transport International 1999.4 運輸政策研究所

脚注

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注釈

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  1. ^ 但し、鳩山邦夫が東京都第2区選出(1996年の第41回衆議院議員総選挙当時)だった当時の選挙区域は中央区台東区と鳩山家の本拠である旧鳩山一郎邸(現鳩山会館)が存在する文京区であった。尚、現在の東京都第2区には文京区は含まれていない(東京都第10区として独立している)。

出典

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  1. ^ 2007年に「歩行者の心理的負荷を重視した総合的な信号交差点設計・制御ガイドラインの構築に関する研究」で東京大学より博士号を取得
  2. ^ 国立国会図書館. “博士論文『歩行者の心理的負荷を重視した総合的な信号交差点設計・制御ガイドラインの構築に関する研究』”. 2024年11月8日閲覧。
  3. ^ 日本先進会”. 日本先進会. 2022年11月1日閲覧。
  4. ^ 第50回衆議院議員総選挙における公認内定予定候補者を決定”. 新・国民民主党 - つくろう、新しい答え。 (2023年12月11日). 2024年11月8日閲覧。
  5. ^ “国民民主、鳩山元首相長男を東京2区に擁立 次期衆院選”. 日本経済新聞. (2023年12月11日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA115IR0R11C23A2000000/ 2023年12月12日閲覧。 
  6. ^ a b “鳩山元首相の長男、国民民主から立候補へ 衆院東京2区”. 朝日新聞デジタル. (2023年12月11日). https://digital.asahi.com/articles/ASRDC61B7RDCUTFK009.html 2023年12月12日閲覧。 
  7. ^ “鳩山元首相の長男・紀一郎氏、国民から次期衆院選立候補へ…東京2区”. 読売新聞オンライン. (2023年12月11日). https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20231211-OYT1T50166/ 2023年12月12日閲覧。 
  8. ^ 「父に相談せず」鳩山元首相長男が国民民主から出馬 衆院選東京2区:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年12月11日). 2023年12月31日閲覧。
  9. ^ 民主党代表選:「小沢さんに恩返し」 鳩山氏、改めて支持表明『毎日新聞』平成22年8月28日 東京夕刊
  10. ^ 石橋昌子-歴史が眠る多磨霊園 2020年3月15日閲覧。
  11. ^ “橋本秀子さん死去 鳩山由紀夫元首相の義母:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. (2016年7月1日). https://www.asahi.com/articles/ASJ716D0ZJ71UTFK010.html 2020年3月15日閲覧。 

外部リンク

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