鳩ヶ谷駅

埼玉県川口市にある埼玉高速鉄道の駅

鳩ヶ谷駅(はとがやえき)は、埼玉県川口市大字里にある、埼玉高速鉄道埼玉高速鉄道線(埼玉スタジアム線)のである。駅番号SR 22

鳩ヶ谷駅
2番出入口(2023年5月)
はとがや
Hatogaya
SR 21 南鳩ヶ谷 (1.6 km)
(1.6 km) 新井宿 SR 23
地図
所在地 埼玉県川口市大字里1650番地の1
北緯35度49分51.01秒 東経139度44分9.30秒 / 北緯35.8308361度 東経139.7359167度 / 35.8308361; 139.7359167 (鳩ヶ谷駅)座標: 北緯35度49分51.01秒 東経139度44分9.30秒 / 北緯35.8308361度 東経139.7359167度 / 35.8308361; 139.7359167 (鳩ヶ谷駅)
駅番号 SR22
所属事業者 埼玉高速鉄道
所属路線 埼玉高速鉄道線(埼玉スタジアム線)
キロ程 5.9 km(赤羽岩淵起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
[SR 1]11,527人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 2001年平成13年)3月28日
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歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地下駅。保安用にホームドアシステムを装備する。地下1階が改札階で地下2階がホーム階となっている。ホームは国道122号岩槻街道)の地下に建設されている。ステーションカラーは   水色。

浦和美園方の上下線間に折り返し用の引き上げ線が設けられている。朝ラッシュ時間帯に赤羽岩淵方面から到着する列車の一部は当駅終着となり、この引き上げ線を使用して赤羽岩淵方面へ折り返す。その一方で、浦和美園駅が最寄りの埼玉スタジアム2002Jリーグ浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)の主催試合やFIFA主催サッカー国際試合(主にサッカー日本代表の試合)が開催され、多くの乗客が見込まれる場合、埼玉高速鉄道は臨時ダイヤを編成し、試合開始前の時間帯に運行される当駅始発・終着の一部列車を浦和美園まで延長運転するとともに、試合終了後に運転される浦和美園発増発臨時列車の一部を当駅終着としている[3]

埼玉高速鉄道延伸検討委員会の検討では、将来的に埼玉高速鉄道で優等列車の運転を行うことになった場合、当駅にホームを増設して島式ホーム2面4線または2面3線とし、緩急接続を行うことが提案されている[4]

出入口は3か所あり、1番と2番の出入口は国道に面している。川口市鳩ヶ谷駅市民センター(出張所)直下にある2・3番出入口部の改札口に、2番出入口用エレベーターとATMコーナーが設置されている。改札内には利用客から譲渡された本「鳩ヶ谷文庫」が置いてあり、駅員に声をかけると誰でも本を譲渡することができる。

コンビニ(デイリーヤマザキ)、ATM、マッサージ店、公衆電話が改札外にある。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   埼玉高速鉄道線 下り 浦和美園方面
2 上り 赤羽岩淵方面

(出典:埼玉高速鉄道:駅構内図

利用状況

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2023年度の1日平均乗車人員11,527人である[SR 1]。埼玉高速鉄道線の駅では赤羽岩淵駅東川口駅に次ぐ第3位であり、単独駅では最も多い。

開業以降の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。

年度別1日平均乗車人員[5]
年度 1日平均
乗車人員
出典
2001年(平成13年) 4,921 [* 1]
2002年(平成14年) 5,563 [* 2]
2003年(平成15年) 6,012 [* 3]
2004年(平成16年) 6,598 [* 4]
2005年(平成17年) 7,016 [* 5]
2006年(平成18年) 7,630 [* 6]
2007年(平成19年) 8,120 [* 7]
2008年(平成20年) 8,433 [* 8]
2009年(平成21年) 8,520 [* 9]
2010年(平成22年) 8,623 [* 10]
2011年(平成23年) 8,592 [* 11]
2012年(平成24年) 9,030 [* 12]
2013年(平成25年) 9,486 [* 13]
2014年(平成26年) 9,634 [* 14]
2015年(平成27年) 10,117 [* 15]
2016年(平成28年) 10,504 [* 16]
2017年(平成29年) 10,972 [* 17]
2018年(平成30年) 11,718 [* 18]
2019年(令和元年) 11,990 [* 19]
2020年(令和02年) 9,402 [* 20]
2021年(令和03年) [SR 2]9,794
2022年(令和04年) [SR 3]10,777
2023年(令和05年) [SR 1]11,527

駅周辺

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国道122号を挟んで駅東側一帯は、日光御成街道の鳩ヶ谷宿時代から続く旧市街であり明治時代や大正時代に建造された建築物も残存し、西側は主に再開発用地である。かつての旧鳩ヶ谷市の中心駅であり、長年「陸の孤島」とされた同市では南鳩ヶ谷駅と並んで初めての鉄道駅であった。川口市鳩ヶ谷地区の主要な行政・公共施設は、ほぼ本駅周辺に集中している。駅の開業に伴い、マンションなどの大規模建築物の建設が進められ、かつ駅周辺にはさまざまな商店も開業した。

1番出口

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国道122号を挟んで東側にある。東口ロータリーがある。

2番出口

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国道122号を挟んで西側、鳩ヶ谷駅市民センターと駅建物を共用している。西口ロータリーがある。

3番出口

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2番出入口と改札口を共有する。国道122号の東側やや北方向、里交差点付近に独立した出入口として存在する。

路線バス

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当駅近くには、「鳩ヶ谷駅西口」・「鳩ヶ谷駅東口」停留所のほか、東口ロータリーから県道34号左方に「鳩ヶ谷駅(JA前)」停留所、右方に「昭和橋」停留所があり、すべて国際興業バスにより運行されている。東口発の[鳩06]系統のみ川口営業所管轄で、その他の路線は鳩ヶ谷営業所管轄である。

[川18]・[蕨03]系統について、川口駅・蕨駅方面は西口・JA前・昭和橋停留所から乗降できるが、降車する停留所によっては運賃が異なる場合がある。鳩ヶ谷公団住宅・新井宿駅方面はJA前の停留所のみ乗降可能。

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行事業者 備考
鳩ヶ谷駅東口 鳩05 慈林・安行支所・戸塚安行駅 東川口駅南口 国際興業 平日6時台に2本、日曜・祝日は1本運行
昭和橋停留所から西川04と同じルート
鳩06 毛長橋・新郷農協・花栗 草加駅西口
10  川口01 中居・市役所前 川口・鳩ヶ谷線:川口駅西口 川口市コミュニティバス
みんななかまバス
運行日:平日・土曜
川口02 医療センター・SKIPシティ 青木線:川口駅西口
11  川口06 鳩ヶ谷庁舎・赤井二丁目・川口誠和病院 新郷循環:見沼代親水公園駅
川口07 朝日環境センター・東スポーツセンター 南平線:川口元郷駅
鳩ヶ谷駅西口 川18 鳩ヶ谷高校・上青木交番・総合高校 川口駅東口 国際興業
蕨03、蕨03-2 鳩ヶ谷高校・上青木交番・イオンモール川口前川 蕨駅東口 蕨03-2(当停留所始発便)
鳩ヶ谷駅(JA前) 川18 桜町二丁目 鳩ヶ谷公団住宅
蕨03 桜町二丁目 新井宿駅 深夜バスあり
川18 鳩ヶ谷高校・上青木交番・総合高校 川口駅東口
蕨03 鳩ヶ谷高校・上青木交番・イオンモール川口前川 蕨駅東口
昭和橋 赤20、赤20-2 桜町二丁目・新井宿駅 川口市立医療センター
赤21、西川01 桜町二丁目 鳩ヶ谷公団住宅 深夜バスあり(平日・土曜)
西川04 慈林・安行支所・戸塚安行駅 東川口駅南口
西川04-2 慈林・安行支所・安行花山下 鳩ヶ谷車庫 毎日2本のみ運行
西川01、西川04 鳩ヶ谷庁舎・天神橋・青木中央通り 西川口駅東口
赤20、赤21 鳩ヶ谷庁舎・南鳩ヶ谷駅・荒川大橋・赤羽岩淵駅 赤羽駅東口
川18 鳩ヶ谷高校・上青木交番・総合高校 川口駅東口
蕨03、蕨03-2 鳩ヶ谷高校・上青木交番・イオンモール川口前 蕨駅東口
鳩06 新郷支所・横道・花栗 草加駅西口
鳩06 鳩ヶ谷駅東口

隣の駅

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埼玉高速鉄道
  埼玉高速鉄道線
南鳩ヶ谷駅 (SR 21) - 鳩ヶ谷駅 (SR 22) - 新井宿駅 (SR 23)

その他

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埼玉高速鉄道線の開業当初より京王電鉄幡ヶ谷駅東京都渋谷区)と間違える乗客が一定数いることから、2024年3月下旬より駅構内に歌手鈴木雅之のヒット曲『違う、そうじゃない』のジャケット写真を模した注意喚起のパロディポスターを掲示している[6][7]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf2020年5月31日閲覧 
  2. ^ 埼玉スタジアム線 戸塚安行駅の副駅名称決定!! 『建物の総合プロデュース 一級建築士事務所 デザインライフ株式会社 最寄駅』” (PDF). 埼玉高速鉄道. 2023年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月7日閲覧。
  3. ^ 一例として、2013年10月27日(浦和レッズ対柏レイソル戦開催日)の臨時ダイヤ(埼玉高速鉄道公式サイト、「10/27(日)サッカー臨時列車の運転について」、2013年10月21日付)。
  4. ^ 埼玉高速鉄道延伸検討委員会 平成18年度第1回検討会 資料2 追越し施設の効果等の検証
  5. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
  6. ^ “「違う、ここじゃない」東京・埼玉の同名駅、行き先を間違える人が増えているーー原因はスマホの誤変換?”. Real Sound ブック. (2024年6月17日). https://realsound.jp/book/2024/06/post-1692057.html 2024年6月17日閲覧。 
  7. ^ “「違う、ここじゃない」鳩ヶ谷駅のポスターに反響 幡ヶ谷との勘違い「少しでも減ること願って」...経緯を取材”. JCAST ニュース. (2024年6月17日). https://www.j-cast.com/2024/06/17486199.html?p=all 2024年6月17日閲覧。 
埼玉高速鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 経営状況、輸送状況”. 埼玉高速鉄道. 2024年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月29日閲覧。
  2. ^ 経営状況、輸送状況”. 埼玉高速鉄道. 2023年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月15日閲覧。
  3. ^ 経営状況、輸送状況”. 埼玉高速鉄道. 2023年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月15日閲覧。
埼玉県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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