高田征一
日本の実業家、政治家
高田 征一(たかだ せいいち、1944年12月14日 - )は、日本の実業家。ハウステンボスの開業に携わったことで知られる。2015年まで南島原市副市長を務めていた。長崎市出身。長崎県立長崎東高等学校を経て上智大学外国語学部中退[1]。
経歴
編集大学中退後、オランダ製品の輸入に携わる長崎オランダ商会に入社。オランダ関係者との面識や語学力を生かして、長崎オランダ村の開園・経営に関わった[2]。長崎オランダ商会常務取締役を経て、1992年のハウステンボス開業にも尽力。オランダの宮殿「パレス・ハウステンボス」の再現を行うべくオランダ本国との交渉を行い、ベアトリクス女王(当時)から許可を得るに至った[2]。1999年までハウステンボス専務取締役企画本部長を務め、以後はハウステンボス商事会長などを歴任した。また、2005年に開かれた愛・地球博においてはオランダ政府館総合プロデューサーを務めた[1]。
観光コンサルタント会社社長を経て、2011年4月公募により南島原市副市長に就任した[3]。在任中の2014年5月に藤原米幸市長ら4人が官製談合に関わった疑いで逮捕されたことを受けて、市長職務代理を務めた[4]。
人物
編集関連項目
編集- 神近義邦 - 元長崎オランダ村・ハウステンボス代表取締役社長
脚注
編集- ^ a b 南島原市副市長候補に高田氏 元HTB専務、公募253人から決定 47news (2016年2月27日閲覧)
- ^ a b 【九州の礎を築いた群像 ハウステンボス編】(8)創業 産経ニュース (2016年2月27日閲覧)
- ^ 副市長を決定しました 南島原市
- ^ 南島原官製談合 副市長も辞職へ 読売オンライン (2016年2月27日閲覧)
- ^ 西日本新聞 (2011年1月27日)