高山運輸区(たかやまうんゆく)は、岐阜県高山市にある東海旅客鉄道(JR東海)東海鉄道事業本部管轄の運転士車掌が所属する乗務員区所である。

高山運輸区

歴史

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  • 1934年昭和9年)10月 - 高山機関庫が発足。蒸気機関車3形式27輌が配置。
  • 1936年(昭和11年)9月 - 高山機関区に改称。
  • 19xx年 - 高山車掌区が発足。
  • 1969年(昭和44年)10月 - 高山本線無煙化により機関区の給炭設備を解体。動力車は美濃太田機関区に集約されたため乗務員区になる。
  • 1981年(昭和56年)10月31日 - 機関区の高架貯水槽が改装される。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 高山車掌区を廃止、美濃太田車掌区高山支区に格下げ。
  • 1987年(昭和62年)
  • 1988年(昭和63年)2月1日 - 高山運転区と美濃太田車掌区高山支区が統合し、高山運輸区が発足。
  • 1993年(平成5年)3月 - 扇形車庫および転車台を解体。
  • 1993年(平成5年)12月17日 - 高架貯水槽が解体され、蒸気機関車時代のシンボルが消滅した。

所属車両

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高山機関区時代

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  • 蒸気機関車[2]
  • 6760形 -(在籍1934年 - 1943年)
  • 8620形 -(在籍1934年 - 1942年)
  • 9600形 -(在籍1934年 - 1968年)
  • 1000形 -(在籍1938年 - 1940年)
  • C58形 -(在籍1941年 - 1969年)
  • 2400形 -(在籍1946年 - 1948年)
  • D51形 -(在籍1959年 - 1969年)

乗務範囲

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  • 高山本線 運転士:岐阜〜猪谷 車掌:名古屋〜猪谷

脚注

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  1. ^ 鉄道ジャーナル』第21巻第12号、鉄道ジャーナル社、1987年10月、60頁。 
  2. ^ 「国鉄動力車配置表』1931年より1969までの1945年を除く隔年分から『世界の鉄道』1967年、朝日新聞社

座標: 北緯36度8分22.1秒 東経137度15分3.7秒 / 北緯36.139472度 東経137.251028度 / 36.139472; 137.251028