飯田栄彦
来歴・人物
編集福岡県甘木市出身[要出典]。福岡県立朝倉高等学校を経て、早稲田大学教育学部国語学科卒業[要出典]。1972年に『燃えながら飛んだよ!』で講談社児童文学新人賞[2]、1975年に『飛べよ、トミー!』で野間児童文芸推奨作品賞[要出典]、1986年に『昔、そこに森があった』で第26回日本児童文学者協会賞[2]をそれぞれ受賞した。その他に『ゴンちゃんなんばしよるとや?』、『ひとりぼっちのロビンフッド』など多数の著書がある。
朝倉市に住んでいたため、純真女子短期大学客員教授を務めていた。自己の教育観念を通しての授業は学生に大変人気があった。国語教育、特に自らが児童文学の作家ということもあり、そのことを基盤とした指導は絶大であった。[要出典]
著書
編集- 燃えながら飛んだよ!(1972年、講談社)のち青い鳥文庫 解説:山下明生
- 飛べよ、トミー!(1974年、講談社)
- おじいちゃんはとんちんかん(1979年、講談社)
- ぼくのとんちんかん(1980年、講談社)
- いいかげんにしろ!にいちゃん(1980年、太平出版)
- ゴンちゃんなんばしよるとや?(1981年、学校図書)
- かぜのおくりもの(1983年、サンリード)
- 昔、そこに森があった(1985年、理論社)のち復刻版 解説:神宮輝夫
- 1・2パンチたまがったあ(1985年、文研出版)
- 真夏のランナー(1987年、あかね書房)
- なの花のにちようび(1988年、理論社)
- チコチコナアのぼうけん(1990年、理論社)
- ひとりぼっちのロビンフッド(1991年、理論社)
- さよならはあしたのために(1996年、汐文社)
- おやじの子育て(1996年、汐文社)
- ゆきのあそぼーい(1998年、海鳥社)
- ラストプレゼント 介護は親からの贈り物(2001年、西日本新聞社)
脚注
編集- ^ a b 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.34
- ^ a b “朝倉市の児童文学作家 飯田栄彦さん遺作 家族が本に 闘病中に執筆「雪の入綾」”. 西日本新聞me. 2022年8月30日閲覧。