須藤功 (写真家)
日本の民俗学写真家
人物
編集秋田県横手市生まれ。1957年、川口市立県陽高等学校卒業。航空自衛隊写真班に所属していたが、1966年から日本観光文化研究所において宮本常一の教えをうける。1989年、日本地名研究所より第8回「郷土研究賞」を受賞。
著作
編集単著
編集- 『西浦のまつり』未来社 1970
- 『運ぶ フォークロアの眼』国書刊行会 1977
- 『山の標的 猪と山人の生活誌』未来社 1991
- 『大絵馬集成 日本生活民俗図誌』法蔵館 1992
- 『葬式 あの世への民俗』青弓社 1996(写真叢書)
- 『花祭りのむら』文・写真 福音館書店 2000
- 『神と舞う俳優たち 伝承芸能の民俗』青弓社 2000(写真叢書)
- 『道具としてのからだ』草の根出版会(母と子でみる) 2001
- 『祖父の時代の子育て』草の根出版会 (母と子でみる) 2001
- 『写真ものがたり 昭和の暮らし』全10巻 農山漁村文化協会 2004-2007
- 『山古志村 宮本常一と見た昭和46(1971)年の暮らし 写真集』農山漁村文化協会 2005
- 『大絵馬ものがたり』全5巻 農山漁村文化協会 2009
- 『昭和の暮らしで写真回想法』全3巻 鈴木正典監修 農山漁村文化協会 2014
- 『若勢 出羽国の農業を支えた若者たち』無明舎出版 2015
- 『早川孝太郎 民間に存在するすべての精神的所産』(ミネルヴァ日本評伝選) ミネルヴァ書房 2016
- 『宮本常一 人間の生涯は発見の歴史であるべし』(ミネルヴァ日本評伝選) ミネルヴァ書房 2022
共編著
編集- 『東北』1- 編 農山漁村文化協会 (あるくみるきく双書)
- 『関東甲信越』1- 編 農山漁村文化協会 (あるくみるきく双書)
- 『北海道』1- 編 農山漁村文化協会 (あるくみるきく双書)
- 『九州』1- 編 農山漁村文化協会 (あるくみるきく双書)
- 『チセ・ア・カラ われら家をつくる アイヌ民家の復原』萱野茂 著,写真 未来社 1976
- 『上州のくらしとまつり』写真,都丸十九一 文 煥乎堂 1977
- 『アイヌ 二風谷のウトンムヌカラとイヨマンテ 写真集』萱野茂 文 国書刊行会 1979
- 『写真集明治大正昭和横手 ふるさとの想い出284』薄葉篤蔵共編 国書刊行会 1984
- 『日本宗教民俗図典』萩原秀三郎共著 法蔵館 1985
- 『写真でみる日本生活図引』全8巻 編 弘文堂 1988
- 『祭礼行事 都道府県別 神奈川県』高橋秀雄共編 桜楓社 1991
- 『祭礼行事 都道府県別 秋田県』高橋秀雄共編 桜楓社 1992
- 『幕末・明治の生活風景 外国人の見たニッポン 図集』編著 東方総合研究所 1995
- 『早川孝太郎全集 第11巻 (民俗研究法・採訪録) 』宮本常一, 宮田登共編 未來社 2000
- 『「写真で綴る」昭和30年代農山村の暮らし 高度成長以前の日本の原風景』武藤盈 写真,聞き書き 農山漁村文化協会 2003
- 『早川孝太郎全集 第12巻 (雑纂・絵と写真) 』宮本常一,宮田登共編 未來社 2003
- 『写真でつづる宮本常一』編 未來社 2004
- 『写真で綴る萱野茂の生涯 アイヌの魂と文化を求めて』萱野れい子 著,編 農山漁村文化協会 2008
- 『北の大地にらかんさん遊ぶ』堀敏一 彫る,須藤撮る らかん洞 2008
- 『宮本常一とあるいた昭和の日本』全25巻 田村善次郎/宮本千晴 監修 編, 農山漁村文化協会(あるくみるきく双書) 2010-2012
- 『奄美沖縄』編 農山漁村文化協会(あるくみるきく双書)2011
- 『銀鏡神楽 日向山地の生活誌』濵砂武昭 著,写真 弘文堂 2012
- 『けもの風土記』編 農山漁村文化協会(あるくみるきく双書)2012
- 『祈りの旅』編 農山漁村文化協会(あるくみるきく双書)2012
- 『祭と芸能』編 農山漁村文化協会(あるくみるきく双書)2012
- 『宮本常一と写真』石川直樹、赤城耕一/畑中章宏/宮本常一共著 平凡社コロナ・ブックス 2014
- 『道具からみる昔のくらしと子どもたち』全6巻、編. 農山漁村文化協会, 2016-17
- 尾前秀久『秘境の歳月 椎葉村尾向 山里の生活誌』編. 鉱脈社, 2019.6
参考文献
編集- 未来社 著者紹介ページ
脚注
編集- ^ 朝日新聞人物データベース