音羽城
音羽城(おとわじょう)は、滋賀県蒲生郡日野町にあった日本の城[1]。
音羽城 (滋賀県) | |
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音羽城跡に続く入り口付近の階段 | |
築城主 | 蒲生貞秀 |
位置 | 北緯34度59分59秒 東経136度17分9.5秒 / 北緯34.99972度 東経136.285972度座標: 北緯34度59分59秒 東経136度17分9.5秒 / 北緯34.99972度 東経136.285972度 |
地図 |
この山岳城は、日野川を前に、宝殿山(猪鼻ヶ岳)を背後にした要害の地にあり、名城として知られていた[1]。
概要
編集音羽城は、応仁・文明年間に蒲生貞秀によって現在の音羽山公園に建造されたと考えられる[1]。ここでは、確かなものだけでも2度の籠城戦が行われている。特に2度目の籠城戦は、大永2年(1522年)7月から翌年3月にかけて蒲生秀紀(貞秀孫)と近江守護六角定頼との間で行われた。結果、蒲生氏は敗れ、音羽城は六角氏により波状(破却)を受けたのだった[1]。
更に、明治時代以降、溜池の堰堤用土砂搾取や公園化など、全面に及ぶ掘削により改変され、中心的なでんぽん丸・二ノ丸・南丸一体の旧状は不明である[1]。
所在地
編集滋賀県蒲生郡日野町音羽
アクセス
編集公共交通機関
自動車
駐車場
- 音羽山公園駐車場(70台)