青木沙弥佳

日本の短距離走者、ハードラー

青木 沙弥佳(あおき さやか、1986年12月15日 - )は、日本の陸上競技選手。岐阜県岐阜市出身。専門は400mと400mハードル。北京オリンピック日本代表、2007年2009年世界選手権日本代表。東邦銀行所属。

青木沙弥佳 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 青木沙弥佳
国籍 日本の旗 日本
種目 400m400mH
所属 東邦銀行
生年月日 (1986-12-15) 1986年12月15日(38歳)
生誕地 岐阜県岐阜市
身長 163cm
体重 51kg
自己ベスト
400m 53秒34 (2014年)
400mハードル 55秒94 (2008年)
獲得メダル
陸上競技
アジア選手権
2011 神戸 4x400mR
2007 アンマン 4x400mR
2017 ブバネーシュワル 4x400mR
2013 プネー 4x400mR
2017 ブバネーシュワル 400mH
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来歴

岐阜市立境川中学校で陸上を始めた。陸上部に入部してしばらくは走高跳を専門としていたが、2年生になって200m、3年生になってハードルを始めた。中学時代は全日本中学校選手権の4×100mリレーで8位入賞を果たしている[1]

岐阜県立岐阜商業高等学校に入学後は100mや4×100mリレーを専門としていたが、2年生の時に400mハードルを始めた。高校時代はインターハイ国体の400mハードルでそれぞれ3位と2位の実績を残した[1]

2005年に岐阜県立岐阜商業高等学校・国際コミュニケーション科を卒業後、福島大学に入学。川本和久の指導を受け日本のトップ選手へと成長した。

2006年日本インカレで400mハードルに出場し、日本歴代3位となる57秒08の好タイムをマークした。

2007年日本選手権400mハードルで元日本記録保持者の吉田真希子を押さえ、現日本記録保持者の久保倉里美に次いで準優勝。日本インカレでは、400mで学生歴代2位となる53秒40を記録し、日本記録保持者の丹野麻美に次ぐ準優勝、400mハードルでは優勝した。これらの活躍が認められ、マイルリレー要員として大阪世界選手権代表に選出された。

2008年北京オリンピックでもマイルリレーにて初の出場を果たす。大分県で行われた国民体育大会400mハードルで55秒94の日本学生新記録を樹立する。

人物・エピソード

  • 中学の部活選びの時に陸上部と卓球部で迷ったが、卓球部では球拾いなどをしないといけないため、すぐに走ることができる陸上部を選択した[1]
  • 400mハードルを始めたきっかけは、100m専門の友人が記録会で400mを走るというので、それなら自分は400mハードルを走るという「ノリ」だったという。なお、その年の国体で出られそうなのが400mハードルくらいしかなかったこともあったという[1]
  • 陸上と水泳以外のスポーツは苦手。好きなことは絵を描くこと[1]

記録

脚注

  1. ^ a b c d e 「マイプライバシー (青木沙弥佳)」『月刊陸上競技』第42巻第1号、講談社、2008年1月号、141頁。 

関連項目

外部リンク