霍州市
霍州市(かくしゅう-し)は、中華人民共和国山西省臨汾市に位置する県級市。
中華人民共和国 山西省 霍州市 | |
---|---|
霍州州署の牌坊 | |
臨汾市中の霍州市の位置 | |
簡体字 | 霍州 |
繁体字 | 霍州 |
拼音 | Huòzhōu |
カタカナ転写 | フォチョウ |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 山西 |
地級市 | 臨汾市 |
行政級別 | 県級市 |
建置 | 漢代 |
改編 | 1990年 |
面積 | |
総面積 | 765 km² |
人口 | |
総人口(2020年) | 27 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0357 |
郵便番号 | 031400 |
行政区画代碼 | 141082 |
公式ウェブサイト: http://www.huozhou.gov.cn/ |
歴史
編集周初、武王により霍国が設置される。前661年、晋により霍が滅ぼされると霍邑と称されるようになった。前453年、晋が韓・趙・魏に分裂すると霍邑は当初は韓、その後趙を経て再び韓の版図とされた。
前221年、秦朝による中国統一が達成されると全国に36郡が設置され霍邑は河東郡の管轄とされた。前206年、漢朝は霍邑に彘県を設置、新代には黄城県と、後漢が成立すると134年(陽嘉3年)に永安県と改称されている。
598年(開皇18年)、隋朝は霍邑県と改称、宋代まで沿襲されている。金朝がこの地を支配下に置くと、1215年(貞祐3年)に平陽府の下に霍州を設置し、散県の霍邑県・趙城県・汾西県・霊石県を管轄した。
元代になると平陽府た平陽路(後に晋寧路と改称)と改められ霍州もその管轄となり霍邑・趙城・霊石の3県を管轄した。明朝が成立すると洪武初年に霍邑県は廃止となり、管轄区域は霍州の直轄とされ、清代になると1772年(乾隆37年)に霍州は直隷州に昇格、趙城及び霊石の2県を管轄、1906年(光緒32年)には汾西県が新設されている。
1912年(民国元年)、州制廃止に伴い霍県と改称、1958年には汾西県と合併し霍汾県とされたが、1961年に再分割され霍県とされた。1990年に県級市に改編される際に霍州市と改称され現在に至る。
行政区画
編集- 街道:鼓楼街道、北環路街道、南環路街道、開元街道、退沙街道
- 鎮:白竜鎮、辛置鎮、大張鎮、李曹鎮
- 郷:陶唐峪郷、三教郷、師荘郷
中国地名の変遷 | |
建置 | 漢代 |
使用状況 | 霍州市 |
前漢 | 彘県 |
---|---|
新 | 黄城県 |
後漢 | 永安県 |
三国 | 永安県 |
西晋 | 永安県 |
東晋十六国 | 永安県 |
南北朝 | 永安県 |
隋 | 霍邑県 |
唐 | 霍邑県 |
五代 | 霍邑県 |
北宋/遼 | 霍邑県 |
南宋/金 | 霍邑県 |
元 | 霍邑県 |
明 | 霍州 |
清 | 霍州 |
中華民国 | 霍県 |
現代 | 霍県 霍汾県 霍県 霍州市 |