関東八景
関東八景(かんとうはっけい)は、朝鮮のむかしの関東地方[1](朝鮮八道のうち江原道の太白山脈東側)にある景勝地から8ヶ所(八景)を選び、それらを総称したもの。
関東八景 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 관동팔경 |
漢字: | 關東八景 |
発音: | クァンドンパルギョン |
日本語読み: | かんとうはっけい |
概要
編集「関東八景」に数えられる景勝地は、通例では次の通り。[2]
- 杆城の清澗亭(간성의 청간정)
- 江陵の鏡浦台(강릉의 경포대)
- 高城の三日浦(고성의 삼일포)
- 三陟の竹西楼(삼척의 죽서루)
- 襄陽の洛山寺(양양의 낙산사)
- 蔚珍の望洋亭(울진의 망양정)
- 通川の叢石亭(통천의 총석정)
- 平海の越松亭(평해의 월송정)
越松亭の代わりに、次の景勝地を入れることがある。
このうち、叢石亭・侍中台・三日浦が北朝鮮の統治範囲にあり、残りが韓国の統治範囲にある。「関東」はもともと江原道の日本海沿岸部を指していたが、朝鮮戦争後に行政区画の変更が行われたため、望洋亭・越松亭がある蔚珍郡は慶尚北道に所属している。
海や湖が織り成す白砂青松の景観や山の風景が愛され、多くの伝説や歌謡や詩が生み出された。とくに、叢石亭・三日浦・洛山寺がうたわれた安軸『関東別曲』(高麗末期)や、関東八景と金剛山一帯の山水の美しさを描写した鄭澈『関東別曲』(朝鮮王朝期)が有名である。
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鏡浦台が面する鏡浦湖
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侍中台のある侍中湖
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洛山寺
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三日浦
註
編集関連項目
編集外部リンク
編集参考
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