開善道謙
開善道謙(かいぜん どうけん、生没年不詳)は、宋代に活動した臨済宗大慧派の禅僧である。またの称は密庵道謙、建州子。大慧下2世。
開善道謙 | |
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生没年不詳 | |
生地 | 建寧府崇安県五夫里 |
宗派 | 臨済宗大慧派 |
寺院 | 開善寺 |
師 | 大慧宗杲 |
弟子 | 呉十三道人 |
生涯
編集建寧府崇安県五夫里で誕生したとされる。生年不詳。俗姓は游氏。年若くして出家し、長霊守卓に参禅した後圜悟克勤に就いた。その没後、圜悟克勤の法嗣であった大慧宗杲の許で開悟し、開善寺の住持となる。後に大慧宗杲の語録編纂に携わった。朱熹と交友がありその思想に影響を与えたといわれる。また法嗣に呉十三道人がいた。
参考文献
編集- 禅学大辞典編纂所 編 『新版 禅学大辞典』p.286 1985年