鎌倉岳 (田村市)
福島県にある山
鎌倉岳(かまくらだけ)は、阿武隈高地中部、福島県田村市常葉(ときわ)地区に位置する標高967mの山である[1]。東北百名山ならびにうつくしま百名山の一つに選ばれている。
鎌倉岳 | |
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殿上山より望む鎌倉岳(2018年8月) | |
標高 | 966.6 m |
所在地 | 日本 福島県田村市 |
位置 | 北緯37度28分01秒 東経140度41分20秒 / 北緯37.46694度 東経140.68889度座標: 北緯37度28分01秒 東経140度41分20秒 / 北緯37.46694度 東経140.68889度 |
山系 | 阿武隈高地 |
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プロジェクト 山 |
阿武隈高地内には同県古殿町竹貫(たかぬき)にも同名の鎌倉岳(標高669m)があり、「竹貫の鎌倉岳」、「常葉の鎌倉岳」と呼ばれ区別されている[1]。
概要
編集比較的なだらかな山が多い阿武隈高地の中では珍しく、鋭く天を突くような山容が特徴的な山で、阿武隈の異端児と呼ばれる[1]。
山頂部には天日鷲神社の石祠があり[1]、三等三角点と方位盤が設置されている[2]。山頂周辺は展望の良い岩峰となっており、南には阿武隈最高峰の大滝根山や高柴山、西には移ヶ岳や安達太良山、吾妻連峰、北側には日山や竜子山などを望むことができる[1]。
登山
編集南側の萩平コースや北側の小塚コースなど各方面より計6本の登山道が開かれている[1]。登山口から山頂までの標高差はいずれも400 - 500m程、コースタイムは片道1時間から1時間半程度である。
- 椚平(くぬぎだいら)コース
- 萩平(はぎだいら)コース - 登山口に駐車場・トイレが設置されており、最も利用されているルート。
- 鰍(かじか)コース
- 小塚(こづか)コース
- 強梨(こわなし)コース
- 西戸(にしど)コース