鈴鹿景子
日本の女優 (1955-2023)
鈴鹿 景子(すずか けいこ、1955年〈昭和30年〉11月21日[1] - 2023年〈令和5年〉7月18日[2])は、日本の女優。本名:鈴木 克枝[1]。
すずか けいこ 鈴鹿 景子 | |
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本名 | 鈴木 克枝 |
生年月日 | 1955年11月21日 |
没年月日 | 2023年7月18日(67歳没) |
出生地 | 日本・宮城県石巻市 |
死没地 | 日本・東京都 |
血液型 | AB型 |
職業 | 俳優 |
ジャンル | 舞台、テレビドラマ |
活動期間 | 1976年 - 2023年 |
主な作品 | |
ドラマ 『火の国に』 ラジオ 『民話のなかの女たち』 |
来歴
編集宮城県[1]石巻市出身[3]。両親は雀荘を運営していた[3]。宮城県石巻女子高等学校(現・宮城県石巻好文館高等学校)卒業[1]。
高校卒業後、文学座研究所を経て文学座座員となる[3]。文学座映画放送部[1]に所属していた。
1976年、オーディションで314人の中から選ばれ、NHK朝の連続テレビ小説『火の国に』のヒロインとしてデビュー[4]。以後、テレビや舞台などで活躍する。
1989年に文学座退座後、1994年に個人事務所を設立し、舞台を中心に活躍。
宮城の方言で民話を語る一人芝居をライフワークとし、1998年には語りを務めたラジオ番組『民話のなかの女たち』(tbcラジオ)が文化庁芸術祭で優秀賞などを受賞した[2]。
人物
編集出演
編集テレビドラマ
編集- 連続テレビ小説 / 火の国に(1976年 - 1977年、NHK) - 桜木香子
- 太陽にほえろ! (NTV / 東宝)
- 第252話「鮫島結婚相談所」(1977年) - 柏木信子
- 第486話「赤い財布」(1981年) - 中川恭子
- 第527話「雨の降る街」(1982年) - 工藤雪子
- 第563話「たすけて!」(1983年) - 伊藤久子
- 東芝日曜劇場(第1091回)「ゆずり葉」(1977年、CBC)
- 月曜スター劇場 / ひまわりの家(1977年、NTV)
- 土曜ワイド劇場 (ANB)
- 図ぶとい奴・危険な賭け(1978年)
- 西村京太郎トラベルミステリー
- 第3作「あずさ3号殺人事件 京都-信州、婚前クイズ旅行のワナ」(1983年) - 長谷川浩子
- 第8作「特急北アルプス殺人事件 新名古屋-下呂-高山、飛騨路で連続殺人!」(1986年) - 堀田幸子
- 実年素人探偵とおんな秘書の名推理 第3作「北海道湯けむりツアー殺人事件」(1988年) - 桃子
- 高橋英樹の船長シリーズ 第3作「超豪華フェリー殺人事件」(1990年) - 波田村薫
- 松本清張作家活動40年記念ドラマSP 一年半待て(1991年) - 脇田静代
- 7人のOLが行く! 第1作「沖縄お見合いツアーに殺しの花が咲く!?」(1994年) - 上谷由加里
- 江戸の鷹 御用部屋犯科帖 第16話「熱砂の女地獄谷!」(1978年、NET)
- Gメンシリーズ(TBS / 東映)
- 新幹線公安官 第2シリーズ 第13話「あなたは狙われている!」(1978年、ANB / 東映)
- 若さま侍捕物帳 第13話「参上!! 赤い影法師」(1978年、ANB)
- 明日の刑事 第71話「ミュージック殺人事件」(1979年、TBS / 大映テレビ)
- 桃太郎侍 第138話「血槍武士道」(1979年、NTV)- おつる
- そば屋梅吉捕物帳 第6話「大奥に潜む黒い影」(1979年、12ch / 国際放映) - 小雪 / お絹(二役)
- ライオン奥様劇場 / 徳川の女たち 「第1部 華麗 春日の局」第13話 (1980年、CX)
- 江差の女(1980年、THK)
- 斬り捨て御免!(TX)
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
- 江戸の用心棒 第2話「ある仇討ち」(1981年、CX / 東宝 / 映像京都) - おみよ
- 新五捕物帳 第152話「偽わりの盛装」(1981年、NTV / ユニオン映画) - おなつ
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- 第12部 第9話「闇に閃く白頭巾 -膳所-」(1981年10月26日) - お美濃
- 第13部 第3話「鬼が棲んでる天下の嶮 -箱根-」(1982年11月1日) - 妙
- 第14部 第6話「恩讐越えたこけし人形 -鳴子-」(1983年12月5日) - お照
- 第15部 第16話「弥七に似ていた風来坊 -広島-」(1985年5月13日) - お登志
- 第16部 第6話「敵と呼ばれた助三郎 -島田-」(1986年6月2日) - 里江
- 第17部 第6話「悲願仇討ち傘女房 -岐阜-」(1987年10月5日) - 久恵
- 第21部(1992年)
- 第6話「秘伝運んだ孫娘 -浜田-」 - おせん
- 第26話「鬼が仕組んだ姥捨山 -善光寺-」 - おひで
- 第22部 第5話「陰謀渦巻く大井川 -島田-」(1993年6月14日) - お千代
- 第23部 第7話「偽りの武士道 -上田-」(1994年9月12日) - 宗方藤尾
- 遠山の金さん (ANB)
- パート1
- 第9話「大江戸最大の誘拐事件!」(1982年) - お清
- 第37話「炎の女! 死ぬのは奴らだ」(1982年) - お京
- パート2
- 第21話「継母の愛!」(1986年) - お才
- 第38話「新妻の瞳は愛と死を見つめて!」(1986年) - お多恵
- パート1
- 時代劇スペシャル / 怨 〜血を吸った彼岸花が死霊を呼ぶ(1982年、CX) - 三浦屋の娘 綾
- 大岡越前(TBS / C.A.L)
- 特捜最前線(ANB / 東映)
- 第296話「カーリーヘアの女!」(1983年)
- 第487話「侮られた夫の殺意・殺したい程憎い妻!」(1986年)
- 大江戸捜査網 第610話「妹慕情 怒りのまむし剣法」(1983年、TX / 三船プロ) - 岡本妙
- 銭形平次 第874話「平次は俺が殺る」(1983年、CX) - お才
- 暴れん坊将軍シリーズ(ANB / 東映)
- 長七郎江戸日記 (NTV / ユニオン映画)
- 火曜サスペンス劇場(NTV)
- 女監察医・室生亜季子 第1作「歩き出した白骨死体」(1986年、東映) - 清水久子(スナックママ)
- 大奥殺人事件(1989年1月3日放送、東映)
- ザ・ハングマンシリーズ(ABC / 松竹芸能)
- 京都かるがも病院 第10話「もう私は描けない」(1986年、ANB)
- 木曜ゴールデンドラマ (YTV)
- 初婚・再婚・二人三脚 後妻いびりに負けてたまるか(1986年)
- 嫁・姑・貸し姑(1990年)
- 傑作時代劇(1987年、ANB)
- 五瓣の椿
- 江戸の青春 熱血侍に究極の妻出現
- 三匹が斬る!(ANB / 東映)
- 三匹が斬る! 第6話「鬼と呼ぶ、男に惚れて薄化粧」(1987年) - お絹 役
- また又・三匹が斬る! 第7話「妖怪見たか?丑の刻参りの女」(1991年) - 青山挾霧 役
- 新・三匹が斬る! 第7話「座敷童子、見たか聞いたか百万両」(1992年) - 綾乃 役
- 若大将天下ご免! 第35話「寄せ場帰りと暴れ馬!」(1987年、ANB / 東映) - おひろ
- はぐれ刑事純情派(ANB)
- NEWジャングル 第23話「瀬戸大橋・忍ぶ愛」(1988年、NTV / 東宝) - 石井小夜
- 名奉行 遠山の金さん(ANB / 東映)
- 風雲!真田幸村 第24話「決戦前夜! 麻利亜死す!!」(1989年、TX) - 美津乃
- さすらい刑事旅情編(ANB / 東映)
- さすらい刑事旅情編 第21話「信州雪景色・“汽車”を歌う男」(1989年)
- さすらい刑事旅情編II 第22話「湯けむり別府・女風呂に消えた完全犯罪」(1990年)
- さすらい刑事旅情編V 第14話「京都琵琶湖の女・茶道家元をめぐる罠」(1993年)
- 男と女のミステリー→金曜エンタテイメント(CX)
- 黒の斜面(1989年)
- 山村美紗サスペンス 京都女優シリーズ 第3作「京都怪奇伝説殺人事件」(2002年)
- 八百八町夢日記(NTV / ユニオン映画)
- 火曜スーパーワイド / 翔んでる女西郷どん びんびんグルメ戦争(1990年、ABC)
- 銭形平次(CX)
- 喧嘩屋右近 第1シリーズ 第11話「同心を殺した男」(1992年、TX)
- 将軍家光忍び旅II 第12話「大激闘! 天下分け目の板橋宿」(1993年、テレビ朝日)- お里
- あばれ八州御用旅 第4シリーズ 第1話「男 涙の大利根無情!抜荷街道の謎を追え!」(1994年) - おきた
- 夢見た夢子(1994年、NHK BS2)
- 忍者戦隊カクレンジャー 第2話「危ないオバサン」(1994年、ANB) - サングラスの女、ロクロクビの声
- 裸の大将 第68話「清と自転車少年の夢」(1994年、KTV / 東阪企画) - 愛子
- はぐれ刑事純情派 第7シリーズ(1994年) - 森田美代子 役
- 花王 愛の劇場 / 天までとどけ パート6(1997年、TBS) - 中村静代
- 痛快!三匹のご隠居 第9話「花のお江戸の大勝負 人生は七転び八起き」(1999年、ANB) - お登勢
アニメ
編集- 世界名作童話 アラジンと魔法のランプ(1982年) - ブドール姫 役[5]
その他の番組
編集関連項目
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f 『日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、313頁。
- ^ a b c d “俳優「鈴鹿景子さん死去・67歳」宮城・石巻市出身 朝の連続ドラマ“火の国に”でデビュー”. tbc東北放送 (2023年7月26日). 2023年7月26日閲覧。
- ^ a b c 「NHKテレビ小説「火の国に」で早くも話題の鈴鹿景子」『婦人生活』第30巻第13号、婦人生活社、1976年11月1日、76 - 78頁、NDLJP:2324560/31。
- ^ “鈴鹿景子さん死去 NHKドラマ「火の国に」ヒロイン”. 産経ニュース (2023年7月26日). 2023年8月21日閲覧。
- ^ “アラジンと魔法のランプ(1982)”. 2022年5月12日閲覧。
外部リンク
編集- 東京都大田区区民活動情報サイト オーちゃんネット/言葉と遊ぼう リンルゥ・ファーム(鈴鹿景子事務所) - ウェイバックマシン(2021年10月19日アーカイブ分)
- 鈴鹿景子 - テレビドラマデータベース
- 鈴鹿景子 - NHK人物録