鈴木智
経歴
編集早稲田大学教育学部卒[1]。報道・ドキュメンタリーの演出を経て脚本家となる[2]。
映画『金融腐蝕列島・呪縛』(1999年)で、日本アカデミー優秀脚本賞[2]、キネマ旬報最優秀脚本賞[2]を受賞。『誰も守ってくれない』(2008年)でモントリオール国際映画祭最優秀脚本賞受賞[1]。『アニメ 人間失格』(2011年)でイタリア・ボローニャFFFグランプリ受賞[1]。2013年 - 2016年まで、文化庁VIPO映像作家養成講座の脚本講師を務めた[1]。2017年、「未解決事件 File.05 ロッキード事件」で放送基金文化賞を受賞[1]。2022年、「コロナとアーティスト」で東京ドキュメンタリー映画祭入選。
作品
編集映画作品
編集- 金融腐蝕列島・呪縛 (1999年)
- ローレライ (2005年)
- 燃ゆるとき (2006年)
- ベルナのしっぽ (2006年)
- 誰も守ってくれない (2008年)
- インシテミル 7日間のデス・ゲーム (2010年)
テレビドラマ
編集- 喧嘩屋右近 (1993年、テレビ東京)
- 名奉行 遠山の金さん 第5シリーズ 第5話「嫁と舅とお目付桜」 (1993年、テレビ朝日 / 東映) - 大和屋伊右衛門
- 金融腐蝕列島・再生 (2005年、BS-i)
- 東大落城 安田講堂36時間の攻防・40年目の真実 (2009年、日本テレビ)
- 示談交渉人 ゴタ消し (2011年、読売テレビ)
- 秘密諜報員 エリカ (2011年、読売テレビ)
- 赤川次郎原作 毒<ポイズン> (2012年、読売テレビ)
- トクソウ (2014年、WOWOW)
- 死の臓器 (2015年、WOWOW)
- ヒトヤノトゲ〜獄の棘〜(2017年、WOWOW)[3]
- 未解決事件 File.05 ロッキード事件(2017年、NHK)
- JKと六法全書(2024年、テレビ朝日)
アニメ
編集- 魔人探偵脳噛ネウロ(2007年、日本テレビ) - シリーズ構成[4]
- 秘密 〜The Revelation〜 (2008年、日本テレビ) - シリーズ構成[5]
- 青い文学 人間失格 (2009年、日本テレビ)
- ちはやふる (2011年-2012年、日本テレビ)
特撮
編集- ウルトラマンG(1991年)
- ウルトラマンコスモス (2002年、TBS) - 47話のみ
- ウルトラマンZ(2020年、テレビ東京)[6]
舞台脚本
編集- 「マリア 突然闇の訪れ」(1989年)
- 「私は悪くない」(2002年)
- 「ラバウル忠臣蔵」(2010年)
演出作品
編集- 「ラブレター 谷崎潤一郎」(1987年 NHK)
- 「ラバウル忠臣蔵」(2010年 舞台・演出脚本 前進座)
- 「障子張りの夜}(2019年 監督・短編映画)
- 「コロナとアーティスト」(2022年 ドキュメンタリー)
作詞
編集- 「久遠 kuon 」(2004年 島谷ひとみ 追憶+LOVE LETTER)
脚注
編集- ^ a b c d e “鈴木 智:脚本家 プロフィール・略歴・代表作”. japancreatorbank.com. Japan Creator Bank. 2022年9月28日閲覧。
- ^ a b c “シナリオ作家リレー日記 鈴木智”. www.scenario.or.jp. 一般社団法人シナリオ作家協会. 2022年9月28日閲覧。
- ^ “窪田正孝が初の刑務官役に、刑務所の闇に迫るWOWOWドラマ3月より放送”. 映画ナタリー. (2016年12月8日) 2016年12月8日閲覧。
- ^ “魔人探偵脳噛ネウロ :作品情報”. アニメハック. 2020年6月24日閲覧。
- ^ “秘密(トップ・シークレット)~The Revelation~ : 作品情報”. アニメハック. 2020年4月24日閲覧。
- ^ “『ウルトラマンZ』の全メインキャストが集結!オンライン発表会を6/5(金)17時より開催決定!”. 円谷ステーション (2020年6月2日). 2020年6月2日閲覧。
外部リンク
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