鈴木三郎 (哲学者)
鈴木 三郎(すずき さぶろう、1912年7月28日 - 1997年9月23日[1])は、日本の哲学者。横浜市立大学名誉教授。
略歴
編集広島県出身。1936年東京帝国大学文学部哲学科卒。1961年「ヤスパースにおける実存倫理学の研究」で東京大学より文学博士の学位を取得[2]。横浜大学[疑問点 ]助教授、校名変更で横浜市立大学教授を務め、1978年定年退官、名誉教授[3]。
1950年12月、草薙正夫・武藤光朗・金子武蔵らとヤスパース協会創立のための準備会を開き、翌年2月23日(2月23日はヤスパースの誕生日)発足、理事長を務めた[4][5]。
著書
編集- 『ヤスパースの実存哲学』報文社 1947
- 『実存』 (哲学新書)雄山閣 1948
- 『実存の倫理』理想社 1951
- 『ヤスパース研究 実存の現象学』創元社 1953
- 『現代哲学の展望』学芸書房 1957
共編
編集翻訳
編集脚注
編集- ^ 『著作権台帳』
- ^ NAID 500000324479
- ^ 鈴木三郎教授略歴・業績 (鈴木三郎教授・茂手木元蔵教授・山口一雄教授退官記念号) 横浜市立大学論叢 人文科学系列 29(2・3), p45-48, 1978-03
- ^ ヤスパース協会略年表 ヤスパース協会.2023年1月9日閲覧.
- ^ 山下太郎 (日本ヤスパース協会理事・静岡大学名誉教授)平成9年9月25日 記「弔辞 鈴木三郎先生」『コムニカチオン』第10号、日本ヤスパース協会、1999年、276-277頁、NAID 110007478494。