金子駅
埼玉県入間市にある東日本旅客鉄道の駅
金子駅(かねこえき)は、埼玉県入間市大字南峯にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)八高線の駅である[1]。
金子駅 | |
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駅舎(2015年3月) | |
かねこ Kaneko | |
◄箱根ケ崎 (4.8 km) (5.1 km) 東飯能► | |
所在地 | 埼玉県入間市大字南峯429 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■八高線 |
キロ程 | 20.5 km(八王子起点) |
電報略号 | カコ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,792人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)12月10日[1][2] |
備考 | 業務委託駅 |
歴史
編集- 1931年(昭和6年)12月10日:国鉄八高線八王子 - 東飯能間開通と同時に開業[1][3]。
- 1961年(昭和36年)3月1日:貨物の取扱を廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 1996年(平成8年)3月16日:八王子 - 高麗川間が電化される[4]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2014年(平成28年)9月:駅舎改築工事に伴い、仮駅舎での営業を開始[5]。
- 2015年(平成27年)2月8日:新駅舎の供用開始[6]。
- 2017年(平成29年)3月:エレベーター及び、多目的トイレ設置。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅である[1]。駅の東側にのみ出入口があり、下り線ホームへはエレベーター設置の跨線橋を利用する。トイレは改札内の1番線ホームに多目的トイレを含め設置されている。
2015年(平成27年)2月8日に新駅舎の供用が開始された。新駅舎は鉄骨造り平屋建て120.3平方メートルで、駅前広場側の木目調のルーバーに旧駅舎の面影を残し、待合室から桜の木や電車を眺めることのできる、明るく快適な「地域住民に親しまれ、憩いの場となる駅」を設計コンセプトとしている[6]。
拝島営業統括センター(拝島駅)管理で、JR東日本ステーションサービスが業務を行う業務委託駅。駅員配置時間は日中時間帯のみで、それ以外は不在となる。自動券売機と簡易Suica改札機が設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■八高線 | 上り | 拝島・八王子方面 | |
2 | ■八高線 | 下り | 高麗川・高崎方面 | 高崎方面は高麗川駅で乗り換え |
■川越線 | 川越方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
旧駅舎(2006年5月)
-
改札口と切符売り場(2023年2月)
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ホーム(2021年4月)
利用状況
編集2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,792人である。
JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、1990年(平成2年)度以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)1,376 | |
1991年(平成 | 3年)1,461 | |
1992年(平成 | 4年)1,478 | |
1993年(平成 | 5年)1,564 | |
1994年(平成 | 6年)1,630 | |
1995年(平成 | 7年)1,675 | |
1996年(平成 | 8年)1,741 | |
1997年(平成 | 9年)1,752 | |
1998年(平成10年) | 1,781 | |
1999年(平成11年) | 1,767 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 1]1,819 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 2]1,971 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 3]2,092 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 4]2,195 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 5]2,216 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 6]2,254 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 7]2,237 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 8]2,229 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 9]2,166 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 10]2,122 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 11]2,121 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 12]2,098 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 13]2,110 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]2,097 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]2,037 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]2,055 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]2,023 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]2,030 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]2,126 | [* 20] |
2019年(令和元年) | [JR 20]2,029 | [* 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]1,345 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]1,496 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]1,710 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]1,792 |
駅周辺
編集入間市内唯一のJRの駅である。同市の西部に存在し、駅の周辺は住宅街。日本三大緑茶である狭山茶の最大生産地であり、駅の南側には広大な茶畑が広がる[1]。高麗川方面のホームに渡る橋の上からは、きれいに茶畑が見渡せる。
また、駅周辺には多くの桜の木がある事で知られ、駅前の桜並木は春になると満開の桜がトンネルのように続き、多くの写真家や絵描きが訪れるスポットでもある。
バス路線
編集当駅とその周辺には下記のバス停留所が存在する。
- 金子駅
- 金子駅入口
駅から約270 m先の東京都道・埼玉県道218号二本木飯能線道路上に発着する。
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集出典
編集- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、26頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、199頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '04年版』ジェー・アール・アール、2004年7月1日、199頁。ISBN 4-88283-125-2。
- ^ 「JR新ダイヤスタート」『交通新聞』交通新聞社、1996年3月19日、1面。
- ^ 『八高線 金子駅に新しい駅舎が誕生します!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2014年7月17日。オリジナルの2020年5月21日時点におけるアーカイブ 。2020年5月21日閲覧。
- ^ a b 『八高線 金子駅が生まれ変わります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2015年2月4日。オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ 。2020年4月21日閲覧。
- ^ アクセス - 狭山ゴルフ・クラブ公式サイト、2016年11月21日閲覧、2019年5月31日リンク修正
広報資料・プレスリリースなど一次資料
編集- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
利用状況
編集- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(金子駅):JR東日本