金子三勇士
金子 三勇士(かねこ みゆじ、1989年9月22日 - )は、日本のクラシック音楽のピアニスト。
金子 三勇士 | |
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生誕 | 1989年9月22日(35歳) |
出身地 | 日本 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ピアニスト |
担当楽器 | ピアノ |
略歴
編集日本人の父とハンガリー人の母のもと、群馬県高崎市で生まれる。6歳で単身ハンガリーに留学[1][2]し、祖父母の家からバルトーク音楽小学校に通う。11歳の時に飛び級でリスト音楽院に入学し、エックハルト・ガーボル、ケヴェハージ・ジュンジ 、ワグナー・リタらに師事。2006年に日本に帰国し、東京音楽大学付属高等学校に編入。清水和音、迫昭嘉、三浦捷子らに師事。
2010年にリリースされたデビューアルバム「プレイズ・リスト」がレコード芸術特選盤に選出される。東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業、同大学院器楽専攻鍵盤楽器研究領域を修了。2017年4月よりNHK-FMリサイタル・ノヴァ副支配人に就任。2019年公開の映画「蜜蜂と遠雷」にてピアノ演奏(マサル・カルロス・レヴィ・アナトール演奏部分)を担当[3]した。
2021年5月15日より長野県の茅野市民館会場の「第1回 蓼科高原音楽祭~蓼科にクラシック音楽の花束を~」に出演[4]。翌年2022年「第2回 蓼科高原音楽祭」に瀬﨑明日香、佐々木祐子、諏訪交響楽団と出演[5]。
キシュマロシュ名誉市民(ハンガリー)、スタインウェイ・アーティスト。
受賞歴
編集出演
編集テレビ番組
編集ディスコグラフィ
編集- 金子三勇士 プレイズ・リスト(2010、ソニーミュージック)
- ピアノ協奏曲第1番、ピアノ小品集 金子三勇士、小林研一郎&ロンドン・フィル(2010、EXTON、OVXL00080)
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』、バッハ:フランス組曲第5番、バルトーク:ピアノ・ソナタ、他(2012、EXTON、OVXL00071)
- ラ・カンパネラ~革命のピアニズム(2016、ユニバーサルミュージック)
- リスト・リサイタル(2019、UCJ、UCCY-1097)
- 映画、蜜蜂と遠雷「金子三勇士playsマサル・カルロス・レヴィ・アナトール」(2019、ユニバーサルミュージック、UCCS-1252)リリース。
- リスト・リサイタル(2019、ユニバーサルミュージック、UCCY-1097)
- フロイデ!(2022, ドイツ・グラモフォン、UCCY-1114)
関連項目
編集- スタインウェイ・アンド・サンズ
- NHK-FM リサイタル・ノヴァ
脚注
編集出典
編集- ^ “ピアニスト金子三勇士、幼少時から語るインタビュー”. All About. All About Inc (2016年7月22日). 2023年7月24日閲覧。
- ^ “26歳の若き新星・金子三勇士は 稀有の知性を持つ注目のピアニスト | 小田島久恵のときめきクラシック道場”. CREA. CREA. 2019年7月13日閲覧。
- ^ “映画『蜜蜂と遠雷』各キャラクターの演奏を担当したピアニストによるインスパイアード・アルバム全4タイトル発売 【前編】河村尚子、金子三勇士インタビュー”. CD Jounal. CDJournal. 2023年7月9日閲覧。
- ^ 茅野市民館 - 第1回 蓼科高原音楽祭 ~蓼科にクラシック音楽の花束を~
- ^ 茅野市民館 - 第2回 蓼科高原音楽祭 ~蓼科にクラシック音楽の花束を~
- ^ “インタビューB→C金子三勇士(ピアノ)”. www.operacity.jp. 東京オペラシティ財団. 2024年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月22日閲覧。
- ^ “金子三勇士(ピアノ)”. www.japanarts.co.jp. ジャパン・アーツ. 2024年5月22日閲覧。
- ^ “シャネル・ピグマリオン・デイズ2009金子三勇士インタビュー”. CHANEL NEXUS HALL. CHANEL NEXUS HALL. 2023年7月9日閲覧。
- ^ “イケメンピアニスト・金子三勇士が明かした「2つの祖国」 | 女性自身”. WEB女性自身. 2019年7月13日閲覧。
外部リンク
編集- MIYUJI KANEKO OFFICIAL WEBSITE
- ジャパン・アーツ アーティスト紹介
- 金子三勇士 (@miyujik) -Twitter
- 金子三勇士 (@miyujikaneko_official) - Instagram
- Miyujik Official - YouTube