重嬰ニ(じゅうえいニ)は西洋音楽の音名のひとつ。の楽譜上の位置を変えずに半音上げた嬰ニからさらに半音(ニの楽譜上の位置を変えずに全音)上げた音であり、楽譜ではニにdouble sharp重嬰記号)を付けて表す。

重嬰ニ
各言語での名称
英語 D-double-sharp
独語 Disis
仏語 Ré double dièse
伊語 Re doppio diesis
異名同音
変ヘ
音階上の位置
嬰ホ短調 和声的短音階・旋律的短音階上行形の第7音・導音
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各オクターブの重嬰ニ

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オクターブ表記 周波数 MIDI
Note No.
譜例 備考
国際式 日本
D -1 D 3 Disis3 下三点重嬰に 10.30086115Hz 4
D 0 D 2 Disis2 下二点重嬰に 20.60172231Hz 16
D 1 D 1 Disis1 下一点重嬰に 41.20344461Hz 28 * コントラバスオーケストラチューニング)、4弦コントラバスの最低音の実音・エレクトリックベースの第4弦の実音、スーザフォンの最低音の実音、76鍵盤キーボードの基本設定における最低音
D 2 D  Disis 重嬰に 82.40688923Hz 40 * ギターの第6弦の実音、トロンボーンの最低音の実音
D 3 d  disis 重嬰ニ 164.81377846Hz 52 * トランペットの最低音の実音
D 4 d 1 disis1 一点重嬰ニ 329.62755691Hz 64 * ギターの第1弦の実音
D 5 d 2 disis2 二点重嬰ニ 659.25511383Hz 76 * ヴァイオリンの第1弦の実音
D 6 d 3 disis3 三点重嬰ニ 1318.51022765Hz 88 *
D 7 d 4 disis4 四点重嬰ニ 2637.0204553Hz 100
D 8 d 5 disis5 五点重嬰ニ 5274.04091061Hz 112
D 9 d 6 disis6 六点重嬰ニ 10548.08182121Hz 124