適菜収

日本の作家、コラムニスト (1975-)

適菜 収(てきな おさむ、1975年 - )は、日本の作家コラムニスト[1]

てきな おさむ

適菜 収
生誕 1975年(49 - 50歳)
山梨県
国籍 日本の旗 日本
職業 作家コラムニスト
活動期間 2005年4月21日 -
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来歴

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山梨県出身。早稲田大学で西洋文学を専攻しニーチェを研究する。大学卒業後、出版社勤務を経て作家として活動を開始した。日刊ゲンダイで論評「それでもバカとは戦え」を連載している。2019年7月よりウェブマガジン配信プラットフォーム「foomii」で「適菜収のメールマガジン」を配信している。

発言・主張

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「エキセントリック右翼」「復古主義者」などの評価をされる三島由紀夫を、右翼などではなく、民族主義国家主義を警戒し、反共や復古主義の欺瞞愛国教育国粋主義を嫌い、軍国主義を批判し、徴兵制核武装を否定した、右と左の両方から発生する全体主義に警鐘を鳴らした。真っ当な保守論客であると評論[2]

著書

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単著

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  • 『いたこニーチェ』 飛鳥新社 2009。朝日文庫 2011
  • 『ニーチェ、愛の言葉 美女をつくる60の条件』ベストセラーズ 2010
  • 『はじめてのニーチェ』1時間で読める超入門シリーズ 飛鳥新社 2010。「新編」講談社+α新書 2012
  • 『脳内ニーチェ』(朝日新聞出版)2011
  • ゲーテの警告 ―日本を滅ぼす「B層」の正体―』講談社+α新書 2011 ISBN 978-406272726-6
  • 『ニーチェの警鐘 ―日本を蝕むB層の害毒―』講談社+α新書 2012 ISBN 978-406272756-3
  • 『日本をダメにしたB層の研究』講談社 2012、講談社+α文庫 2015
  • 『バカを治す』フォレスト出版 2012
  • 『日本を救うC層の研究』講談社 2013
  • 『ミシマの警告 ―保守を偽装するB層の害毒―』講談社+α新書 2015
  • 『現代日本バカ図鑑』文藝春秋 2016
  • 『安倍でもわかる政治思想入門』ベストセラーズ 2016
  • 『男が30代でやめるべき習慣 ―賢者たちの一流の教え―』大和書房 2016
  • 『死ぬ前に後悔しない読書術』ベストセラーズ 2016
  • 『安倍でもわかる保守思想入門』ベストセラーズ 2017
  • 『平成を愚民の時代にした30人のバカ』宝島社 2018
  • 小林秀雄の警告 ―近代はなぜ暴走したのか?―』講談社+α新書 2018
  • 『国賊論 ―安倍晋三とその仲間たち―』ベストセラーズ 2020
  • 「時代への警告」シリーズ
    • 『安倍政権とは何だったのか』ベストセラーズ 2017
    • 『おい、小池! ―女ファシストの正体―』ベストセラーズ 2017
    • 『問題は右でも左でもなく下である』ベストセラーズ 2018
    • 『もう、きみには頼まない ―安倍晋三への退場勧告―』ベストセラーズ 2018
  • 『日本人は豚になる ―三島由紀夫の予言―』ベストセラーズ 2020
  • 『ナショナリズムを理解できないバカ ―日本は自立を放棄した―』小学館 2020
  • 『それでもバカとは戦え』日刊ゲンダイ 2021
  • 『ニッポンを蝕む全体主義』祥伝社新書 2022
  • 『日本を腐らせたいかがわしい人々』ワニブックスPLUS新書 2022
  • 『安倍晋三の正体』祥伝社新書 2023
  • 『続 それでもバカとは戦え』日刊ゲンダイ 2024
  • 『自民党の大罪』祥伝社新書 2024

共著

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翻訳

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  • ニーチェ『キリスト教は邪教です! ニーチェ著『アンチクリスト』現代語訳』講談社+α新書 2005
  • ゲーテ『ゲーテに学ぶ賢者の知恵』編著 メトロポリタン・プレス 2010。大和書房・だいわ文庫 2013
  • ゲーテ『超人ゲーテの人生論』編著 ソフトバンククリエイティブ 2012

出演

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脚注

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  1. ^ 作家・適菜収がみた「安倍晋三氏銃撃事件」からの1年 神格化の動きに「まるでカルト」と危機感”. AERA dot. (2023年7月8日). 2024年9月17日閲覧。
  2. ^ 真っ当な保守であった三島由紀夫が予言した「B層に支配されてしまった今の日本」 https://ddnavi.com/article/d285042/

外部リンク

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