道志山塊

山梨県南東部に広がる山塊

道志山塊(どうしさんかい)とは、山梨県南東部に広がる山塊御坂山地丹沢山地との中間に位置し、広義には丹沢山地に含まれる[1]富士山の北東、桂川道志川に挟まれた地域に広がる標高1,000メートル前後の峰が東西に連なる。広大な森林と豊富な保水力を持ち、道志川相模川など神奈川県の水源域ともなっている。

道志山塊
南側のパノラマ台(山梨県山中湖村)から望む道志山塊、左から大平山の東側にある芙蓉台、石割山、最高峰の御正体山、左端中央に山中湖(右奥)、2014年12月6日撮影
南側のパノラマ台から望む道志山塊、左から大平山、石割山、最高峰御正体山(右奥)
所在地 日本の旗 日本 山梨県
位置
道志山塊の位置(日本内)
道志山塊
北緯35度29分13秒 東経138度55分54秒 / 北緯35.48694度 東経138.93167度 / 35.48694; 138.93167座標: 北緯35度29分13秒 東経138度55分54秒 / 北緯35.48694度 東経138.93167度 / 35.48694; 138.93167
最高峰 御正体山(1682 m
プロジェクト 山
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概要

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行政区では山梨県南都留郡道志村を中心に、都留市上野原市山中湖村忍野村、神奈川県相模原市にまたがっている。周辺の山地とあわせて、大菩薩・道志山系、または丹沢・道志山系とも呼ぶ。道志山塊の北側、上野原市秋山地区に広がる山々は秋山山稜、もしくは前道志とも呼ばれる。

訪れる人は決して多くはないが、富士山を間近に望ながらの森林浴が楽しめるほか、富士山の撮影ポイントとしても人気である。登山ルートは道志村、上野原、山中湖、相模湖方面からの登山道が整備されている。

最高峰御正体山 (1682m) [1]をはじめ、鳥ノ胸山(とんのむねやま)、菜畑山(なばたけうら)、二十六夜山、石割山、今倉山、九鬼山、杓子山などが山梨百名山に選ばれている。

このうち二十六夜山、九鬼山の下を山梨リニア実験線が通っている。山域の南山麓に国道413号が通る。山塊を貫く山梨県道24号都留道志線道坂トンネルが都留市と道志村を結ぶ[1]

道志山塊の主な山

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周辺の主な峠

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  • 二十曲峠 - 標高約1,150 m、石割山の北西の都留市と忍野村との境界、鹿留林道が通る。
  • 山伏峠 - 標高約1,100 m、道志村と山中湖村との境界、峠の下を国道413号が通る。

脚注

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参考文献

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  • 徳久球雄(編集) 編『コンサイス日本山名辞典』(修訂版)三省堂、1992年10月。ISBN 4-385-15403-1 

関連項目

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