越乃雪
新潟県長岡市の大和屋が製造する落雁
越乃雪(こしのゆき、越の雪)は、新潟県長岡市の大和屋が製造する落雁である。山川、長生殿とともに日本三大銘菓の一つとされる[1]。
越後産のもち米から作ったみじん粉に和三盆を合わせ、型に押し固めて四角く整形して作られる。和三盆は少し褐色がかった色を持つが、粉砕した粉砂糖をまぶすことで、見る角度によって雪原のようなきらめきが見える[1]。
発祥は1778年(安永7年)、大和屋庄左衛門が病中の長岡藩藩主牧野忠精を見舞う際、白雪糕(はくせつこう)を真似て、もち米と和三盆の白玉粉で作った落雁に遡るとされる[2]。忠精はこの菓子を喜び、平癒ののち越路の山々に降る雪になぞらえて「越乃雪」の銘を与えたという[1]。
出典
編集外部リンク
編集- 越乃雪本舗大和屋
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