豊野駅 (大阪府)

日本の大阪府寝屋川市にあった京阪電気鉄道の駅(廃駅)

豊野駅(とよのえき)は、かつて大阪府寝屋川市平池(現在の八坂町)にあった京阪電気鉄道京阪本線廃駅)である。

豊野駅
とよの
TOYONO
寝屋川市 (0.4 km)
(2.3 km) 香里園
地図
所在地 大阪府寝屋川市八坂町(廃止時は平池)
北緯34度46分7秒 東経135度37分30秒 / 北緯34.76861度 東経135.62500度 / 34.76861; 135.62500座標: 北緯34度46分7秒 東経135度37分30秒 / 北緯34.76861度 東経135.62500度 / 34.76861; 135.62500
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 京阪本線
キロ程 15.4 km(淀屋橋起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
開業年月日 1922年大正11年)3月23日
廃止年月日 1963年昭和38年)5月15日
備考 寝屋川市駅との統合に伴い廃駅
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概要

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大阪府北河内郡豊野村大字秦(現在の寝屋川市豊野町)において1922年大正11年)1月に京阪グラウンドの建設に着手した京阪電気鉄道は、同年3月にその最寄駅となる運動場前駅(うんどうじょうまええき)[注釈 1]を北河内郡友呂岐村大字平池(現在の寝屋川市八坂町)に設置した。同年4月に京阪グラウンドが開場し、当初臨時駅だった運動場前駅は同年11月に常設駅となった。

京阪グラウンドは稼働率の低下により1942年昭和17年)に閉鎖され、跡地が豊野住宅として再開発されたことから、1943年(昭和18年)に豊野駅と改称された。

1963年(昭和38年)に約200メートル豊野駅寄りへ移転した寝屋川市駅と統合する形で豊野駅は廃止され、同時に豊野駅が有していた待避線は寝屋川市駅ではなく香里園駅に新設された。寝屋川市駅の東口は当時民家が立ち並んでおり[注釈 2]寝屋川に近接する西口に駅前広場を設ける必要もあって待避線を設ける余地がなかった。

歴史

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駅構造

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島式ホーム2面4線を有した駅であり、当駅で淀屋橋方面に折り返す列車も設定されていた。駅の規模は寝屋川市駅より大きく、利用者も同駅より多かったという[2]

駅周辺

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隣の駅

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廃止当時の状態を記す。

京阪電気鉄道
京阪本線
寝屋川市駅 - 豊野駅 - 香里園駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 寝屋川市のウェブサイト(寝屋川市の歴史)には設置当時は「グラウンド前」という駅名であったと記されているが、京阪の社史『鉄路五十年』(1960年)や『京阪70年のあゆみ』(1980年)ではいずれも設置当初から「運動場前駅」であったと記している。
  2. ^ 寝屋川市駅の東口に駅前広場が整備されるのは1986年

出典

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  1. ^ a b c d e f 『京阪電気鉄道開業100周年記念誌 京阪百年のあゆみ』資料編 京阪電気鉄道、2011年3月24日、139頁
  2. ^ 「広報ねやがわ」2008年10月15日号「懐かしき寝屋川の風景」
  3. ^ 医療法人大慶会 星光病院(大阪府寝屋川市)”. 星光病院. 2023年12月9日閲覧。
  4. ^ 平池家住宅主屋”. 文化遺産オンライン. 文化庁. 2021年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月9日閲覧。

関連項目

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