謙慎書道会
謙慎書道会(けんしんしょどうかい)は東京都千代田区飯田橋に事務局を置く、西川春洞の系統を中心とする書道団体。
創立者 | |
---|---|
団体種類 | 任意団体 |
設立 | 1933年5月 |
所在地 |
東京都千代田区飯田橋3丁目7-4 彩風館202 北緯35度42分06.9秒 東経139度44分48.0秒 / 北緯35.701917度 東経139.746667度座標: 北緯35度42分06.9秒 東経139度44分48.0秒 / 北緯35.701917度 東経139.746667度 |
主要人物 |
|
活動地域 | 日本 |
ウェブサイト |
www |
基本理念
編集明治・大正屈指の大家、西川春洞の系統を中心として、古典を尊重し、古典に学び、古典に立脚した学書の姿勢で書の本質を追求する[1]。
沿革
編集- 1904年(明治37年) - 西川春洞門の高弟達によって謙慎同窓会が創立される。首唱は諸井春畦、豊道春海、武田霞洞ら12名。
- 1930年(昭和5年) - 謙慎書道会の前身、春興書道会が創立される。
- 1933年(昭和8年) - 西川寧、林祖洞、江川碧潭、鳥海鵠洞、金子慶雲によって謙慎書道会が創立される。
- 1936年(昭和11年) - 篆刻部を設置。
- 1951年(昭和26年) - 西川春洞先生記念賞を新設。
- 1961年(昭和36年) - 会員構成を理事制とする。顧問には西川寧、理事長は青山杉雨、副理事長は殿村藍田が就任した。
- 1965年(昭和40年) - 西川春洞先生逝世五十周年記念展を開催。
- 1966年(昭和41年) - 梅花賞を新設。
- 1967年(昭和42年) - 謙慎選奨を新設。
- 1984年(昭和59年) - 淺見筧洞が理事長に就任。
- 1987年(昭和62年) - 事務局長の泉原寿石が死去。成瀬映山が事務局長に就任。
- 1981年(平成元年) - 青山杉雨、顧問に就任。
- 1993年(平成5年) - 小林斗盦、殿村藍田、上條信山、顧問に就任。
- 1994年(平成6年) - 西川春洞先生記念賞・梅花賞・新人賞を、それぞれ西川賞・青山賞・梅花賞・春興賞と改称。
- 2005年(平成17年) - 成瀬映山、最高顧問に就任。岩井韻亭、総務に就任。
七賢人
編集西川寧、青山杉雨、上條信山、殿村藍田、淺見筧洞、成瀬映山、小林斗盦の7人を、謙慎書道会の隆盛を築き上げた「謙慎七賢人」とする[3]。