調御地経
『調御地経』[1](ちょうごじきょう、巴: Dantabhūmi-sutta, ダンタブーミ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第125経。
構成
編集登場人物
編集場面設定
編集ある時、釈迦は、ラージャガハ(王舎城)のカランダカニヴァーパ(竹林精舎)に滞在していた。
そこに沙弥アチラヴァタが訪れ、ジャヤセーナ王子に離欲・正念を説いたが理解されなかったことを告げる。釈迦は欲に溺れる者が欲を越えられないのは当然だとして、動物を調教(調御)するがごとく、修行者を涅槃へと至らしめる段階として、戒律、六処保護、五蓋除去、四念処、四禅、三明などについて説いていく。
沙弥アチラヴァタは、歓喜する。
日本語訳
編集脚注・出典
編集- ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村、『パーリ仏典』片山