西之表市(にしのおもてし)は、鹿児島県の南部、大隅諸島種子島北部にある

にしのおもてし ウィキデータを編集
西之表市
喜志鹿崎
地図
市庁舎位置
西之表市旗
1958年10月1日制定
西之表市章
1955年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 鹿児島県
市町村コード 46213-6
法人番号 1000020462136 ウィキデータを編集
面積 205.57km2
総人口 13,853[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 67.4人/km2
隣接自治体 熊毛郡中種子町
市の木 アコウ
市の花 テッポウユリ
市の花木
市の蝶
ブッソウゲ
ツマベニチョウ
西之表市役所
市長 八板俊輔
所在地 891-3193
鹿児島県西之表市西之表7612番地
北緯30度43分57秒 東経130度59分49秒 / 北緯30.73244度 東経130.99703度 / 30.73244; 130.99703座標: 北緯30度43分57秒 東経130度59分49秒 / 北緯30.73244度 東経130.99703度 / 30.73244; 130.99703
外部リンク 公式ウェブサイト

西之表市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

概要

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西之表市街地

かつて、日本最南端の士族である種子島家城下町として栄えた。 現在は熊毛支庁や国の出先機関が置かれ、種子島および熊毛地区の政治・経済の中心を担っている。

地理

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馬毛島
 
天気次第では馬毛島以外の島も見える。左・硫黄島、右・竹島。
 
西之表市中心部周辺の空中写真。
2018年5月11日撮影の8枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

位置

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地域

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  • 安城
  • 安納
  • 伊関
  • 国上
  • 現和
  • 住吉
  • 西之表
  • 古田
  • 馬毛島

以下は町名設置により、大字西之表から独立した町である。()内は発足年。

人口

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西之表市と全国の年齢別人口分布(2005年) 西之表市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 西之表市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
西之表市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 26,222人
1975年(昭和50年) 24,266人
1980年(昭和55年) 23,537人
1985年(昭和60年) 22,692人
1990年(平成2年) 20,952人
1995年(平成7年) 19,822人
2000年(平成12年) 18,866人
2005年(平成17年) 18,198人
2010年(平成22年) 16,951人
2015年(平成27年) 15,967人
2020年(令和2年) 14,708人
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体

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 鹿児島県

歴史

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種子島時尭(日本初の銃導入と国産化を導いた大名)

古代

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種子島は7世紀に飛鳥朝廷の影響下に入り、多禰国司(島司)が設置(702-824)された。

中世

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中世には島津荘の一部に組み込まれ、14世紀種子島家が島主となる。その後、島津家に属した。

近世

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16世紀末、第16代島主・種子島久時は朝鮮入り遅延を理由に知覧4,500石に所替えとなったが、江戸時代を通じて種子島は依然として種子島家の私領地であった。

近代

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太平洋戦争末期には米軍上陸の可能性が濃くなり、1944年昭和19年)に特設警備大隊が駐屯、1945年(昭和20年)には種子島独立混成部隊(12,000人)に膨れ上がり、米軍機の空襲も受けた。

沿革

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明治
大正
  • 1926年大正15年)4月1日 : 改称・町制施行し西之表町となる。
昭和
  • 1958年昭和33年)10月1日 : 市制施行し、西之表市となる[2]。当時の推計人口は33,546人。
  • 1959年(昭和34年) : この年以降、人口が減少に転じる(同年10月1日時点の推計人口は33,593人)。

政治

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西之表市役所のガジュマル
 
熊毛支庁本館

行政

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市長

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役所

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広域行政

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  • 種子島地区広域事務組合(種子島1市2町による事務組合)

県政機関

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  • 鹿児島県 熊毛支庁
  • 鹿児島県土地改良事業団体連合会熊毛事務所
  • 鹿児島県農業試験場熊毛支場

国家機関

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種子島合同庁舎
  • 種子島合同庁舎

法務省

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検察庁

財務省

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国税庁

厚生労働省

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農林水産省

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国土交通省

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気象庁

防衛省

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自衛隊

裁判所

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独立行政法人

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施設

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警察

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本部
交番
  • 西之表交番
駐在所
  • 国上駐在所
  • 現和駐在所
  • 古田駐在所

消防

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本部
消防署
  • 西之表消防署
消防団
  • 西之表市消防団(事務所管は市総務課)
国上・上西・榕城・下西・住吉・伊関・安納・現和・安城・古田・立山・中割の各分団が置かれており、各校区を分担するほか、榕城分団は馬毛島校区もあわせて担当する。また「女性分団」も置かれており、市内一円を単独で担当する[3]

医療

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主な病院

郵便局

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日本郵便

  • 国上郵便局
  • 現和郵便局
  • 古田郵便局
  • 西之表安納郵便局
  • 西之表住吉郵便局

簡易郵便局

  • 安城簡易郵便局
  • 伊関簡易郵便局
  • 鴨女簡易郵便局
  • 立山簡易郵便局
  • 中割簡易郵便局
  • 美浜簡易郵便局

図書館

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主な図書館
  • 種子島視聴覚ライブラリー

文化施設

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  • あっぽーランド(ダム湖の周辺に作られた多目的施設群)

運動施設

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  • 西之表市民体育館

対外関係

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姉妹都市・提携都市

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海外

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姉妹都市

国内

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姉妹都市
提携都市

経済

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第一次産業

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農業

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農業協同組合
  • 種子屋久農業協同組合 西之表支所

漁業

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漁業協同組合
  • 種子島漁業協同組合 本所

第三次産業

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商業

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市街地の西町・東町商店街を中心に、様々な業種が充実している。

主な大型商業施設

金融

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主な銀行
信用金庫

情報・通信

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種子島中継局

マスメディア

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中継局

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教育

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高等学校

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県立

中学校

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市立

小学校

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市立
  • 西之表市立安城小学校(安城)
  • 西之表市立安納小学校(安納)
  • 西之表市立伊関小学校(伊関)
  • 西之表市立上西小学校(西之表)
  • 西之表市立国上小学校(国上)
  • 西之表市立現和小学校(現和)
  • 西之表市立下西小学校(西之表)
  • 西之表市立住吉小学校(住吉)
  • 西之表市立立山小学校(安城) ※休校中
  • 西之表市立古田小学校(古田)
  • 西之表市立榕城小学校(西之表)

幼稚園

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  • キリスト幼稚園(鴨女)
  • 西之表幼稚園(西町)
  • 明朗幼稚園(西之表)
  • 榕城幼稚園(西之表)

保育園

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  • 安城保育園(安城)
  • 安納双葉保育園(安納)
  • 国上保育園(国上)
  • 現和保育園(現和)
  • 住吉保育園(住吉)
  • ひばり園(西之表)
  • 古田保育園(古田)
  • 平和の園保育園(西之表)
  • 若宮保育園(西之表)

自動車学校

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  • 種子島自動車学校(指定自動車教習所)(西之表)
    全国でも数少ない、全種類の自動車免許が取得できる学校である。合宿による免許取得も扱っている為、島外から入学する人も多い[要出典]武田鉄矢(歌手)が免許を取得した学校としても知られる。

交通

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種子島・屋久島交通
 
西之表港

空路

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空港

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バス

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  • 和人組バス事業部 - 2020年に旧大和バスの事業を譲り受け、種子島内の全バス路線を運行する。種子島3市町(西之表市 - 中種子町 - 南種子町)を結ぶ路線、西之表市各地と種子島空港を結ぶ路線がある。
  • 種子島・屋久島交通 - 西之表市街地循環バス「わかさ姫」を運行受託する。いわさきグループに属し、かつては種子島交通として島内各地にバス路線を運行していたが、現在は一般路線からは撤退した。

なお、両社ともに全線が日曜・祝日には運休する。

道路

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国道

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県道

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主要地方道
一般県道

航路

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船舶

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高速船ジェットフォイル)が鹿児島および屋久島指宿へ運航されている。かつては鹿児島商船コスモラインによるダブルトラックだったが、種子屋久高速船として統合された。

フェリーについては、鹿児島および屋久島口永良部島へ1日1往復程度運航されている。

※詳細は運航各社の項目または公式サイトなどを参照。

港湾

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  • 西之表港
    • トッピー & ロケット(高速船) : 鹿児島・屋久島指宿 行き(種子屋久高速船が運航)
    • プリンセスわかさ(フェリー) : 鹿児島 行き(コスモラインが運航)
    • フェリーはいびすかす(フェリー) : 鹿児島・屋久島 行き(鹿商海運が運航)
  • 島間港南種子町
    • フェリー太陽(フェリー) : 屋久島・口永良部島 行き(屋久島町が運航)

観光

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伊勢神社
 
喜志鹿崎灯台
 
西之表市の花木ブッソウゲ(西之表市)

名所・旧跡

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主な城郭
主な寺院
主な神社

観光スポット

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  • 鉄砲館(種子島開発総合センター)
  • わかさ公園
  • 鉄浜(かねはま)海岸
  • 喜志鹿崎灯台
  • 火立の峯展望所
  • 木折坂展望所

文化・名物

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祭事・催事

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  • 種子島鉄砲まつり(8月)

名産・特産

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特産品

出身関連著名人

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出身著名人

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脚注

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  1. ^ 資料1-3 市町村別平均津波高一覧表<満潮位>”. 内閣府防災情報のページ (2012年8月29日). 2024年2月16日閲覧。
  2. ^ 1958年(昭和33年)9月30日総理府告示第333号「町を市とする処分」
  3. ^ 平成3年6月29日西之表市規則第14号「西之表市消防団組織等に関する規則」
  4. ^ 施設のご案内(生産・生活事業施設) - JA種子屋久(2013年10月31日閲覧)

外部リンク

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