虎丸城
虎丸城(とらまるじょう)は、香川県東かがわ市水主、与田山の虎丸山にあった日本の城。
虎丸城 (香川県) | |
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城郭構造 | 山城 |
築城主 | 寒川氏 |
築城年 | 不明 |
主な城主 | 寒川氏、安富氏、十河存保 |
廃城年 | 天正12年(1584年)? |
遺構 | 曲輪 |
指定文化財 | 未指定[1] |
位置 | 北緯34度12分58.7秒 東経134度18分51.3秒 / 北緯34.216306度 東経134.314250度座標: 北緯34度12分58.7秒 東経134度18分51.3秒 / 北緯34.216306度 東経134.314250度 |
地図 |
歴史
編集築城年は不明であるが、寅年に築城されたためこの名を付けたとの説がある。元亀元年(1570年)、寒川元政の代に安富盛定に奪われた。
天正10年(1582年)8月、中富川の戦いで長宗我部元親に敗れた十河存保は虎丸城に逃れた。天正12年(1584年)6月には十河城が落とされた際、一説によれば、虎丸城も陥落し、存保は大坂の羽柴秀吉(豊臣秀吉)を頼って落ち延びたというが、別の説では存保は虎丸城に拠って抗戦を続けたという(四国攻め#長宗我部氏による四国統一について)。