蘭島閣美術館
蘭島閣美術館(らんとうかくびじゅつかん)は日本の広島県呉市下蒲刈町にある美術館[1]。
蘭島閣美術館 Rantoukaku Museum | |
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2007年(平成19年)撮影 | |
施設情報 | |
専門分野 | 日本の近代絵画 |
収蔵作品数 | 約2,200点 |
来館者数 | 8,645人(2019年度) |
管理運営 | 蘭島文化振興財団 |
延床面積 | 1,056.65㎡ |
開館 | 1991年(平成3年)10月26日 |
所在地 |
〒737-0301 日本 広島県呉市下蒲刈町三之瀬200-1 |
位置 | 北緯34度11分17.7秒 東経132度41分02.5秒 / 北緯34.188250度 東経132.684028度座標: 北緯34度11分17.7秒 東経132度41分02.5秒 / 北緯34.188250度 東経132.684028度 |
最寄駅 | 安芸川尻駅 |
最寄バス停 | 三之瀬 |
最寄IC | 阿賀IC |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集呉市条例第33号「蘭島文化振興施設条例」に基づいて、公益財団法人の蘭島文化振興財団が呉市の指定管理者として運営している[2]。
敷地面積は1,401.07㎡。建物は木造2階建て(一部地下・3階あり)で、建築面積は625.84㎡、延床面積は1,056.65㎡である。また、展示面積は541.04㎡で展示壁長は166.30㎡である[2]。
安芸灘とびしま街道の中核施設としてアートの魅力を発信しており、地域おこしの成功例として注目を集めてきた[1]。
横山大観、竹内栖鳳、小林古径などの日本の近代美術を支えた画家の日本画、洋画などを約2,200点展示している。南薫造など地元ゆかりの画家の作品も多く所蔵されている[1]。
毎月第3土曜日の夜には1階のロビーで「蘭島閣ギャラリーコンサート」が行われ、広い人気を集めている[1][3]。
開館から2019年(平成31年/令和元年)までの30年間の総入館者は近くにある三之瀬御本陣芸術文化館との合計で延べ50万人を超す[1]。また、2019年(平成31年/令和元年)度の来館者数は8,645人だった[2]。
沿革
編集竹内弘之が提唱した「活力のある個性豊かな町づくり」という町政方針に基づき、かつての下蒲刈町が推進した「ガーデンアイランド」構想の一環で建設され、1991年(平成3年)10月26日に開館した。その後、合併により2003年(平成15年)に呉市に移管された[1][2]。2003年(平成15年)から2005年(平成17年)までの3年間は財団法人蘭島文化振興財団が呉市から管理運営を委託され、2006年(平成18年)からは呉市との協定により同財団が蘭島閣美術館を中心とする「蘭島文化振興施設」の指定管理者として運営を行っている[2]。
年表
編集利用案内
編集特記のない場合の出典[6]。
- 開館時間 - 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
- 休館日 - 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金 - 下表参照。20人以上で団体扱い。
料金表 | 個人 | 団体 |
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一般 | 500円 | 400円 |
高校生 | 300円 | 240円 |
小・中学生 | 200円 | 160円 |
- 駐車場 - 50台。無料。
脚注
編集- ^ a b c d e f “名画と出合う充実の島時間 呉市下蒲刈の蘭島閣美術館30年 | 中国新聞デジタル”. 名画と出合う充実の島時間 呉市下蒲刈の蘭島閣美術館30年 | 中国新聞デジタル (2021年11月3日). 2023年8月12日閲覧。
- ^ a b c d e “2019年度”. 蘭島文化振興財団. 2023年8月12日閲覧。
- ^ https://www.facebook.com/mainichishimbun.+“アンコール:瀬戸内海の小さな島「下蒲刈島」で開催される充実の音楽イベント”. 毎日新聞. 2023年8月12日閲覧。
- ^ “美術館で演奏、19日再開 呉市下蒲刈、蘭島閣ギャラリーコンサート | 中国新聞デジタル”. 美術館で演奏、19日再開 呉市下蒲刈、蘭島閣ギャラリーコンサート | 中国新聞デジタル (2022年3月1日). 2023年8月12日閲覧。
- ^ “蘭島閣美術館15日再開、生き物描く所蔵品展 呉市 | 中国新聞デジタル”. 蘭島閣美術館15日再開、生き物描く所蔵品展 呉市 | 中国新聞デジタル (2023年7月14日). 2023年8月12日閲覧。
- ^ “施設の利用について|公益財団法人 蘭島文化振興財団”. www.shimokamagari.jp. 2023年8月12日閲覧。