藤田富雄
日本の宗教哲学者
藤田 富雄(ふじた とみお、1923年11月10日 - 2010年2月2日)は、日本の宗教学者、宗教哲学者[1]。立教大学名誉教授[1]。
人物情報 | |
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生誕 |
1923年11月10日 日本山口県光市 |
死没 | 2010年2月2日 (86歳没) |
出身校 | 東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 宗教学・宗教哲学 |
研究機関 | 立教大学 |
経歴
編集1923年、山口県光市生まれ[1]。1949年に東京大学文学部宗教学科を卒業し、1954年に東京大学大学院を修了した[1]。立教高校で教諭を務め、1957年に『現代の意識 ヘーゲルを超えるもの』を村山書店から出版した。翌1958年、この作品によって日本宗教学会の姉崎記念賞を受賞した[1][2]。
1959年から立教大学講師、1961年から助教授、1968年から教授を務めた[1]。1976年から1986年まで立教大学ラテン・アメリカ研究所長を務めた[1]。その後、神奈川大学教授を務めた[1]。日本宗教学会、日本ラテンアメリカ学会、比較思想学会に所属した[1]。2010年2月2日に肺炎で死去した[1]。享年86歳[1]。
著書
編集- 『現代の意識 ヘーゲルを超えるもの』村山書店、1957年
- 『宗教哲学』大明堂、1966年。(1985年版 ISBN 4470200018)
- 『哲学へのいざない』大明堂、1978年。(1985年版 ISBN 4470220000)
- 『ラテン・アメリカの宗教 』大明堂、1982年。ISBN 4470200190。
脚注
編集参考文献
編集- 「藤田富雄」『現代物故者事典 2009~2011』日外アソシエーツ編、2012年、529頁。ISBN 9784816923579。