藤原真作
日本の奈良時代の貴族。従五位上・阿波守。
藤原 真作(ふじわら の まつくり /またなり /まさか)は、奈良時代の貴族。藤原南家、参議・藤原巨勢麻呂の五男。官位は従五位上・阿波守。
時代 | 奈良時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位上、阿波守 |
主君 | 桓武天皇 |
氏族 | 藤原南家巨勢麻呂流 |
父母 | 父:藤原巨勢麻呂、母:丹墀吉部(または巨部)の娘 |
兄弟 | 黒麻呂、長川、真作、今河、河主、弓主、貞嗣、川合、真書、伊勢人、瀧麿、主後、広河 |
妻 |
常陸那賀郡人、伊勢員弁郡人 紀雄治丸女、御井氏 |
子 | 村田、弟藤、百城、三守、三成、五百城、美都子 |
経歴
編集延暦3年(784年)従五位下に叙爵する。翌延暦4年(785年)皇后宮大進を務めていた際、赤い雀が皇后の宮殿に飛来して止まるとの瑞祥があり、他の皇后宮職の諸官とともに昇叙され従五位上となる。同年石見守として地方官に転じる。延暦9年(790年)大蔵大輔に復すが、のち三河守・阿波守と地方官を歴任した。
官歴
編集注記のないものは『続日本紀』による。
系譜
編集注記のないものは『尊卑分脈』による。