荘厳寺 (西脇市)
兵庫県西脇市にある高野山真言宗の寺院
荘厳寺(しょうごんじ)は兵庫県西脇市にある高野山真言宗の寺院。山号は荘林山。法道仙人の開基と伝わる。檜皮葺きの多宝塔は兵庫県指定文化財となっている。黒田官兵衛(孝高、如水)ゆかりの寺としても知られ、特に紅葉の時期が美しい[1][2]。
荘厳寺 | |
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所在地 | 兵庫県西脇市黒田庄町黒田1589番地 |
位置 | 北緯35度02分56.00秒 東経135度00分59.70秒 / 北緯35.0488889度 東経135.0165833度座標: 北緯35度02分56.00秒 東経135度00分59.70秒 / 北緯35.0488889度 東経135.0165833度 |
山号 | 荘林山 |
宗旨 | 高野山真言宗 |
本尊 | 十一面観音 |
創建年 | (伝)白雉3年(652年) |
開基 | (伝)法道仙人 |
中興年 | 慶長年間 |
中興 | 徳禅 |
正式名 | 荘林山 荘厳寺 |
公式サイト | [荘厳寺 - ウェイバックマシン(2019年3月26日アーカイブ分) 荘厳寺のホームページ] |
法人番号 | 1140005017041 |
歴史
編集伝承によれば、法道仙人の開基で白雉3年(652年)に開かれたという。慶長年間に徳禅により中興、堂宇が再建され、真言宗寺院となる。寛永15年(1638年)には本多政勝が56町歩を寄進した。法道仙人開基の寺院は丹波西部と播磨東部に多数あるが、当山もそのうちの一寺。江戸時代には、背後の妙見山と白山を山岳信仰の修験の場とする真言密教修験道場として隆盛を極める[2]。
本尊
編集文化財
編集平成の大修復
編集本堂・多宝塔・三社八幡宮・持仏堂等諸堂宇の修復・修理を実施。工事予定期間は2013年(平成25年)着工、2017年(平成29年)完了予定であった。事業費予定総額は約3億円[4]。
交通
編集その他
編集- 荘厳寺本 黒田家略系図
- この系図は江戸時代末期に作成されたものと見られるが、播磨での黒田氏を研究する上で貴重な史料である。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ にっぽんまんなか紀行 - 荘厳寺.西脇市観光物産協会
- ^ a b c d e 荘厳寺公式サイト - ウェイバックマシン(2019年3月26日アーカイブ分)
- ^ a b “西脇市ホームページ(新指定の文化財について”. 西脇市HP. 西脇市. 2020年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月5日閲覧。
- ^ 荘厳寺公式サイト 荘厳寺の平成大修復 - ウェイバックマシン(2019年3月26日アーカイブ分)荘厳寺公式サイト 荘厳寺の平成大修復
外部リンク
編集- 荘厳寺 - ウェイバックマシン(2019年3月26日アーカイブ分) - (公式サイト)
- 荘厳寺(西脇市黒田庄町黒田) - 西脇市
- にっぽんまんなか紀行(西脇市観光協会)