苫小牧港開発株式会社(とまこまいこうかいはつ、英文社名:Tomakomai Port Development Co.,ltd.)は、苫小牧港の港湾物流事業や、周辺の臨海工業地帯の工業用地造成などを行う第三セクター企業である。

苫小牧港開発株式会社
Tomakomai Port Development Co.,ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
 053-0003
北海道苫小牧市入船町2丁目9番15号
設立 1958年(昭和33年)8月26日
業種 海運業
法人番号 5430001053437 ウィキデータを編集
事業内容 フェリーターミナル運営事業
外貿コンテナターミナル関連業務
不動産賃貸・用地造成分譲事業
代表者 代表取締役社長 石森亮
資本金 12億5,000万円
売上高 31億6,900万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 7億2,500万円
(2024年3月期)[1]
経常利益 7億3,300万円
(2024年3月期)[1]
純利益 5億100万円
(2024年3月期)[1]
総資産 128億9,700万円
(2024年3月期)[1]
従業員数 106名(2018年6月)
決算期 3月
主要株主 日本政策投資銀行 41.0%
日本貨物鉄道 14.2%
苫小牧市 12.3%
石油資源開発 8.5%
住石マテリアルズ 8.1%
主要子会社 株式会社開発ストア
外部リンク 苫小牧港開発
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1968年から1998年まで、新苫小牧駅石油埠頭駅との間で鉄道輸送事業苫小牧港開発株式会社線)も行っていた(路線廃止は2001年)。

沿革

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  • 1958年(昭和33年)
    • 8月26日 - 会社設立。
    • 12月12日 - 苫小牧市有地約197万平方メートル買取。不動産事業開始。
  • 1962年(昭和37年)12月25日 - 臨海部国有地約351万平方メートルを買取。
  • 1963年(昭和38年)
  • 1968年(昭和43年)
  • 1970年(昭和45年)8月1日 - 日本沿海フェリーの依頼によりフェリーターミナル運営事業に乗り出す。
  • 1972年(昭和47年)
    • 4月13日 - 西港公共東4号埠頭(元・石炭埠頭)に暫定フェリーターミナル開設。運営事業開始。
    • 4月27日 - 日本沿海フェリー 苫小牧-東京(有明埠頭)航路開設、29日午前5時25分フェリー岸壁に就航第1船『しれとこ丸』着岸。
  • 1973年(昭和48年)
    • 4月3日 - 太平洋沿海フェリー(現・太平洋フェリー) 苫小牧-仙台-名古屋航路開設。
    • 4月25日 - シルバーフェリー(後に川崎近海汽船に吸収合併) 苫小牧-八戸航路開設。
    • 12月16日 - 新東日本フェリー(後に東日本フェリーに吸収合併) 苫小牧-仙台航路開設。
  • 1975年(昭和50年)
  • 1976年(昭和51年)2月3日 - 日本沿海フェリー、川崎近海汽船の貨物専用フェリー就航、東4号埠頭フェリーターミナル運営再開。
  • 1983年(昭和58年) - 「ウトナイ観光ホテル」を買収、「ウトナイレイクホテル」として営業[2]
  • 1991年(平成3年)3月 - 苫小牧市営公共臨港線廃止。
  • 1995年(平成7年)11月5日 - ウトナイレイクホテル閉鎖[2]
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 苫小牧港開発株式会社線休止。同線は2001年(平成13年)に正式に廃止された。
  • 2002年(平成14年)4月15日 - 原油海上積出業務開始
  • 2008年(平成20年)8月2日 - 苫小牧港東港にて外貿コンテナターミナル関連業務を開始。
  • 2009年(平成21年)7月1日 - 苫小牧港東港にて共同倉庫賃貸業務開始。
  • 2018年(平成30年)4月 - 新社屋完成[3]

関係会社

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括弧内は事業内容。

  • 株式会社開発ストア (日用品の販売、介護用品のレンタル)
  • メイプル建設株式会社 (住宅建築、緑化造園、土木、不動産管理)

脚注

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  1. ^ a b c d e 苫小牧港開発株式会社 第66期決算公告
  2. ^ a b 苫小牧市史 追補編(苫小牧市 2001年)641頁
  3. ^ 新社屋に住民避難所*苫小牧港開発が竣工式 - 苫小牧民報(2018年4月25日)

関連項目

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外部リンク

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