花柳旭夓
概要
編集新進の舞踊家で、日本舞踊を通して和文化ときものを広めようと努める。事務局は大阪と東京にあり、稽古場は大阪・東京・京都にある。
大阪府立高津高等学校在学中は競泳選手として活躍し、舞踊家に専念するまではインストラクターのインストラクターを務めるほどの腕前だった。
芸歴
編集3歳で花柳芳加次に入門
- 昭和46年 花柳芳芙美加を名取る
- 昭和50年 花柳芳加次の没後、花柳吉叟に学ぶ
- 昭和54年 花柳流専門部修了(師範名取)
- 昭和61年 第1回「芳扇会」を開催(西宮勤労会館)
- 平成元年 第2回「芳扇会」を開催(西宮勤労会館)
- 平成4年 花柳旭叟と改名、第3回「芳扇会」開催(大阪国立文楽劇場小ホール)
- 平成5年 花柳橘叟とジョイントリサイタル「二人会」開催(新神戸オリエンタル劇場)
- 平成8年 第1回「旭叟の会」を開催(大阪国立文楽劇場)、第2回「旭叟の会(リサイタル)」を開催(大阪国立文楽劇場)(大阪文化祭参加)
- 平成9年 第2回「二人会」(大阪文化祭参加)を開催(大阪国立文楽劇場)、創作・新内「にごり江」を発表
- 平成10年 「大阪府芸術劇場奨励新人披露公演」に出演、大阪国立文楽劇場主催「明日をになう新進の舞踊・邦楽鑑賞会」に出演、第3回「旭叟の会」(大阪文化祭参加)を開催(大阪国立文楽劇場)
- 平成11年 「新春舞踊大会」(東京)に出演(日本舞踊協会主催)
- 平成12年 「名流舞踊の会」に出演(兵庫県舞踊文化協会主催)、「舞踊の会」に出演(日本舞踊協会関西支部主催)、「東西顔見世名流舞踊会」(東京・大阪)に出演(日本芸能タイムズ社主催)
- 平成13年 名流舞踊の会」に出演(兵庫県舞踊文化協会主催)、「舞踊の会」に出演(日本舞踊協会関西支部主催)
- 平成14年 「新春舞踊大会」(東京)に出演(日本舞踊協会主催)、「第4回 旭叟の会」(国立文楽劇場)を主催、 「舞踊の会」に出演(日本舞踊協会関西支部主催)、「花柳流追善舞踊会 桜和会」に出演(花柳流関西支部主催)、
「日本舞踊大会」(東京)に出演(邦楽と舞踊社主催)、「東西顔見世名流舞踊会」に出演(日本芸能タイムズ社主催)
- 平成15年「名流舞踊の会」に出演(兵庫県舞踊文化協会主催)、「舞踊の会」に出演(日本舞踊協会関西支部主催)、「ふれあいの祭典」に出演(兵庫県舞踊文化協会主催)、「花柳芳美追善 小ざくら会」に出演(花柳吉叟主催)
受賞歴
編集- 平成9年度大阪府芸術劇場奨励新人賞
- 平成10年度大阪文化祭奨励賞(「旭叟の会」における長唄「四季の山姥」長唄「外記猿」の成果が認められた)
出演番組
編集- hanashikaの時間。(ラジオ大阪、2020年5月14日「ゲストの時間。」コーナーに出演)※同日(木曜日)のパーソナリティ笑福亭鶴二は、2010年代前半に旭叟に入門している。