花崗閃緑岩
花崗岩と閃緑岩の中間的な性質の深成岩
花崗閃緑岩[1](かこうせんりょくがん、英: granodiorite)は、花崗岩と閃緑岩の中間的な性質の深成岩。火山岩のデイサイトに対応する。広義の花崗岩に含まれるが、狭義の花崗岩に比べると、アルカリ長石より斜長石がはるかに多い。
深成岩 | |
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日本に産する「花崗岩」はアルカリ長石が少なく、花崗閃緑岩であることが多い。
近縁の深成岩
編集脚注
編集参考文献
編集- 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、267頁。ISBN 4-8181-8401-2。
- 都城秋穂、久城育夫『岩石学II - 岩石の性質と分類』共立出版〈共立全書〉、1975年、79-81頁。ISBN 4-320-00205-9。
- 黒田吉益、諏訪兼位『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』共立出版、1983年、239-242頁。ISBN 4-320-04578-5。
- 益富壽之助『原色岩石図鑑 全改訂新版』保育社、1987年、9-14頁。ISBN 4-586-30013-2。
- 豊遙秋、青木正博『検索入門 鉱物・岩石』保育社、1996年、31-33頁。ISBN 4-586-31040-5。
関連項目
編集外部リンク
編集- インテリアストーン
- “花こうせん緑岩(花崗閃緑岩)”. 地質標本館. 産業技術総合研究所地質調査総合センター. 2011年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月7日閲覧。