芥屋の大門
日本の福岡県糸島市の海岸にある玄武岩の海食洞
芥屋の大門(けやのおおと)とは、福岡県糸島市志摩芥屋の海岸にある海食洞である。1966年(昭和41年)に国の天然記念物に指定された。「芥屋大門」と表記されることもある。
概要
編集糸島半島の北西部に位置し、玄界灘に面しており、日本最大の玄武岩洞で高さ64m、奥行90m、間口10mの洞窟である。玄武洞・七ツ釜とともに日本三大玄武洞と称される。一帯は六角形や八角形の玄武岩柱状節理が発達している[1]。
付近は芥屋海水浴場などと合わせ玄海国定公園に指定されている。陸上からのアクセスが整備されていないため、洞窟観覧用の遊覧船は芥屋漁港から毎年3月から12月の間に運航されている[2]。
交通アクセス
編集関連項目
編集- 福岡県の観光地
- 地質・鉱物天然記念物一覧
- 玄海国定公園
- 大門岩嘉右エ門 - これにちなんだ四股名を名乗った大正時代の大相撲力士。最高位は関脇。
参考文献
編集- ^ 芥屋の大門(国指定天然記念物)、糸島市観光協会公式ホームページ。
- ^ 選ばれる理由、芥屋の大門遊覧船。
外部リンク
編集座標: 北緯33度35分47.5秒 東経130度06分28.0秒 / 北緯33.596528度 東経130.107778度