航海士
船・飛行機・宇宙船の航路確認・計画を行う乗務員
甲板部の業務
編集近年の航海士は、航海当直に限らず船舶運航に関するあらゆる業務を担当している。担当業務の内容は船舶によって異なるが、一般に以下のような業務が割り当てられている。なお、甲板部主任者(一等航海士)の指示により、実際の業務は甲板部員が実施することもある。
航海当直
編集航海中、船長が直接指揮を執る場合を除き、航海士は船長から権限を委譲されて航海船橋における指揮を執る。
停泊当直
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荷役作業
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担当機器の管理
編集一般に、航海士が担当する機器として以下のようなものがある。
- 航海計器
- 磁気コンパス
- ジャイロコンパス
- 航海用レーダー
- 電子海図情報表示装置(ECDIS)
- 甲板機器
- 操舵設備(操舵機、自動操舵装置、DPS、ジョイスティック操船システム)
- 係船設備(錨、揚錨機、係船索、係船機)
- 乗降装置(舷梯、ワーフラダー、パイロットラダー)
- 消火設備
- 消火器
- 消火栓
- 消火管
- 警報装置
- 荷役設備
- ジブクレーン
- デリック
- 床上式クレーン、ホイスト
- ランプウェイ
- 貨物倉、貨物油タンク
- 通信設備
- VHF
- MF/HF
- Inmarsat C
- EPIRB
- SART
- 生活・衛生設備
- 清水系統
- 飲料水系統
- 汚水系統(トイレ・汚水処理装置、ビルジ系統)
- バラスト水系統
文書管理
編集・法定文書
編集SOLAS関係、STCW関係、MARPOR関係等、国際条約や国内法で作成が求められる文書の作成・使用・保管を行う。
・社内文書
編集安全管理マニュアル(SMS)に記載されたチェックリスト等、船内で使用する文書の作成・使用・保管を行う。
危機対応
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船内レクリエーション
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脚注
編集- ^ Zosen Kiokai Nenpo 1901 (5): 29–33. (1901). doi:10.2534/jjasnaoe1897.1901.29. ISSN 1884-2046. https://doi.org/10.2534/jjasnaoe1897.1901.29.