舟山市
中国浙江省の地級市
舟山市(しゅうざん-し)は中華人民共和国浙江省に位置する地級市。寧波に隣接し、明の時代には密貿易港双嶼(そうしょ)があった[1]。
中華人民共和国 浙江省 舟山市 | |
---|---|
普陀山 | |
浙江省中の舟山市の位置 | |
簡体字 | 舟山 |
繁体字 | 舟山 |
拼音 | Zhōushān |
カタカナ転写 | ヂョウシャン |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 浙江 |
行政級別 | 地級市 |
面積 | |
総面積 | 1,440 km² |
人口 | |
総人口(2012) | 114 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0580 |
郵便番号 | 316000 |
ナンバープレート | 浙L |
行政区画代碼 | 330900 |
公式ウェブサイト: http://www.zhoushan.gov.cn/ |
地理
編集浙江省の東北の東シナ海にある全1,391個の島嶼(そのうち人が住んでいるのは103個)からなる舟山群島により構成される。
行政区画
編集舟山市の地図 |
---|
年表
編集この節の出典[2]
舟山専区(1953年-1960年)
編集- 1953年6月10日 - 浙江省寧波専区定海県、江蘇省松江専区嵊泗県を編入。浙江省舟山専区が成立。(4県)
- 定海県が分割され、定海県・普陀県・岱山県が発足。
- 1954年4月15日 - 寧波専区象山県を編入。(5県)
- 1958年11月21日 (2県)
- 1958年12月22日 - 象山県が寧波専区に編入。(1県)
- 1960年1月4日 - 舟山県が寧波専区に編入。
舟山地区(1962年-1987年)
編集- 1962年5月28日 - 浙江省寧波専区舟山県、上海市嵊泗人民公社を編入。浙江省舟山専区が成立。(1県1公社)
- 1962年6月1日 (5県)
- 1964年6月5日 - 大衢県が岱山県に編入。(4県)
- 1978年9月16日 - 舟山専区が舟山地区に改称。(4県)
- 1987年1月23日 - 舟山地区が地級市の舟山市に昇格。
舟山市
編集主な島
編集交通
編集- 海運:定海、沈家門、高亭、泗礁などの町に港があり上海、寧波、温州、福州などに連絡船が出ている。
- 道路:道路を渡って大部分の地区に移動することができる。大きな島ではバスが走っている。上海からは、杭州湾跨海大橋で寧波へ渡り、さらに舟山跨海大橋で舟山市へ至る。
- 航空:朱家尖島に民用の舟山普陀山空港が一つ、岱山島に中国国民党政府が台湾に移る前に作られた軍用の空港が一つある。現在ヘリコプターでの業務が行われている。
交通の改善のために舟山本島から寧波市鎮海区にいたる跨海大橋を建設した。
観光
編集国家級風景名勝区として普陀山風景名勝区、嵊泗列島風景名勝区が指定されている。また省級風景名勝区では岱山島風景区と桃花島風景区の二つがある。
宗教
編集中国四大仏教名山のひとつである普陀山がある[3]ため住民の間では仏教の勢力が強いが、道教も信仰されている。キリスト教は少ないが衢山島には百年の歴史がありかなりの人が教徒である。
学校
編集ゆかりの人物
編集出典
編集- ^ 中島, 楽章「14-16世紀,東アジア貿易秩序の変容と再編 : 朝貢体制から1570年システムへ」『社会経済史学』第76巻第4号、社会経済史学会、2011年、18 (516)、doi:10.20624/sehs.76.4_501、ISSN 2423-9283。
- ^ 浙江省 - 区划地名网
- ^ “浙江の名高い景勝地と歴史的な遺跡”. 浙江省人民政府 (2015年11月11日). 2021年11月13日閲覧。