美又温泉
島根県浜田市にある温泉
美又温泉（みまたおんせん）は、島根県浜田市（旧金城町）にある温泉。
 美又温泉 | |
|---|---|
 美又保養センター（美又温泉） | |
| 温泉情報 | |
| 所在地 |
|
| 座標 | 北緯34度53分38.9秒 東経132度14分16.7秒 / 北緯34.894139度 東経132.237972度座標: 北緯34度53分38.9秒 東経132度14分16.7秒 / 北緯34.894139度 東経132.237972度 |
| 交通 | 鉄道 : 山陰本線浜田駅よりバス（石見交通）で約40分 |
| 泉質 | 単純温泉 |
| 泉温（摂氏） | 47 °C |
| 湧出量 | 測定不能 |
| pH | 9.7（試験室においては9.9）[1] |
| 液性の分類 | アルカリ性 |
| 宿泊施設数 | 9 |
| 外部リンク | 懐かしい想い出薫る山の宿 美又温泉（美又温泉旅館組合） |
泉質
編集温泉街
編集家古屋川と迫原川の合流部付近の山間に位置し、9軒の旅館が存在する。共同浴場は1軒、美又温泉会館が存在する。
歴史
編集開湯は1864年（元治元年）である。入湯当時は道端の岩の裂け目から湯が湧き出していた[3]。この温泉は源泉温度が36.9℃であり加温していた[4]ため、1959年（昭和34年）に43度の新源泉を掘っている[5]。
石見の魚行商人が安芸方面へ行く道すがら足を洗ったり、暖めて疲れを取ったと伝わる[3]。日露戦争時には浜田歩兵第21連隊の療養所などもおかれていた[3][6]。
かつては「山陰で最も田舎びた温泉」と評されたこともあるような田舎の鄙びた温泉街であったが、1970年（昭和45年）に金城町営の美又温泉国民保養センターができたころより広く知られることとなり、浜田自動車道の開通によって観光客が増えたこともあって1993年（平成5年）には国民保養センターの展望浴場の増築が行われている[7][8][9][10]。
「温泉総選挙」成績・受賞歴
編集官民で観光促進に取り組む「旅して日本プロジェクト」主催の「温泉総選挙」ランキングは以下の通り。
アクセス
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 島根県環境保健公社環境生活課 分析終了6月25日
- ^ 『あさひ銀総研レポート 9(6)(159)』あさひ銀総合研究所、2000年6月、20頁。
- ^ a b c “美又温泉のヒミツ - 島根県浜田市美又温泉公式ホームページ -美又温泉旅館組合-”. 島根県浜田市美又温泉公式ホームページ -美又温泉旅館組合- - 島根県浜田市の美又温泉は開湯150年にのぼり島根県屈指の名湯です。PHが高く、メタケイ酸も豊富であり、肌に対する効能から、「美人の湯」と呼ばれています。 (2021年3月25日). 2024年11月9日閲覧。
- ^ 那賀郡共進会展覧会協賛会 編『那賀郡誌 (島根県郷土誌叢刊)』臨川書店、1986年12月、28頁。
- ^ 山陰路観光協会 編『山陰路』毎日新聞社、93頁。
- ^ 『郷土資料事典・観光と旅 : 県別シリーズ 32 改訂新版』人文社、1985年4月、109頁。
- ^ 下村章雄『山陰 (歴史と風土 ; 4)』有峰書店、1970年、22頁。
- ^ 『温泉 41(12)(466)』日本温泉協会、1973年12月、13頁。
- ^ 全国町村議会議長会『地方議会人 : 議員研修誌 24(6)』中央文化社、1993年11月、73頁。
- ^ 大石真人 編『全国温泉辞典』東京堂出版、1981年3月、307-308頁。
- ^ “温泉総選挙2021-最終結果発表- | 温泉総選挙”. kanko.onsen-ouen.jp. 2024年12月21日閲覧。
- ^ a b “温泉総選挙2022-最終結果発表- | 温泉総選挙”. kanko.onsen-ouen.jp. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “応援投票結果ランキング2023 | 温泉総選挙”. kanko.onsen-ouen.jp. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “応援投票結果ランキング2024 | 温泉総選挙”. kanko.onsen-ouen.jp. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “応援投票結果ランキング2024 | 温泉総選挙”. kanko.onsen-ouen.jp. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “旭浜田路線バス（R2.12.16～）｜浜田市”. 浜田市公式サイト. 2024年11月9日閲覧。
- ^ a b “アクセス - 島根県浜田市美又温泉公式ホームページ -美又温泉旅館組合-”. 島根県浜田市美又温泉公式ホームページ -美又温泉旅館組合- - 島根県浜田市の美又温泉は開湯150年にのぼり島根県屈指の名湯です。PHが高く、メタケイ酸も豊富であり、肌に対する効能から、「美人の湯」と呼ばれています。 (2021年3月25日). 2024年11月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
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