美作加茂中継局(みまさかかもちゅうけいきょく)は、岡山県津山市加茂町塔中の青生山にあるテレビジョン放送FMラジオ放送の重要中継局及び小規模中継局である。

美作加茂中継局
局名 美作加茂中継局
送信波 地上デジタルテレビジョン放送
地上アナログテレビジョン放送
FMラジオ放送
偏波面 水平偏波
送信放送局 NHK岡山放送局(テレビ・FM)
RSK山陽放送(テレビ)
OHK岡山放送
空中線電力 デジタル:0.3W
アナログ:3W、FM:1W
指向性 OHKアナログはあり
その他は全局無指向性
放送区域 岡山県津山市の一部
受信世帯 約1,300世帯
開局 1971年12月16日
設置場所 709-3905 岡山県津山市加茂町塔中字青尾
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放送区域

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地上デジタル放送におけるこの中継局の電波法に定める放送区域(1mV/m)は岡山県津山市の一部、約1,300世帯である[1]。具体的には津山市のうち津山市加茂支所周辺の中心部と、知和の大ヶ原から中心部を経由し加茂町下津川へ至る加茂川並びにそれと並行する岡山県道・鳥取県道6号津山智頭八東線沿いや、堂ヶ原川、原口川、欠場川など谷沿いのいずれも平地部に当たる。

歴史

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地上デジタル放送

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この中継局のデジタル化はこの地域の大規模中継局のそれが完了し、重要中継局及び小規模中継局のデジタル化が始まった2008年である。この地域の小規模中継局としては早い部類に入り、この前には「美作中継局」と「湯原中継局」、この後には岡山・香川両県では香川県の「坂出東中継局」と「国分寺中継局」、岡山県内では「井原中継局」が続いた。

2008年8月20日中国総合通信局より予備免許交付[2]、翌月9月1日より試験放送を開始し、同月30日[3]に本放送を開始した。

施設

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この中継局はアナログ・デジタル共に在岡3社(NHK岡山放送局RSK山陽放送OHK岡山放送)しか電波を出しておらず、TSCテレビせとうち及び在高2社(RNC西日本放送KSB瀬戸内海放送)はケーブルテレビに加入するなどしなければ視聴できない。

局所規模はNHKが重要中継局、民放が小規模中継局である。

地上デジタルテレビジョン放送送信設備

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リモコンキーID 放送局名 物理チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
1 NHK岡山総合テレビ 32ch 300mW 420mW 岡山県 約1,300世帯
2 NHK岡山教育テレビ 13ch 全国
6 RSK山陽放送 43ch 岡山県・香川県
8 OHK岡山放送 28ch
※全局局名は美作加茂局
※中継局であるためコールサインは無い

地上アナログテレビジョン放送送信設備

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チャンネル 放送局名 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
53 NHK岡山教育テレビ 映像3W/
音声750mW
映像6.4W/音声1.6W 全国 -
55 NHK岡山総合テレビ 岡山県
57 RSK山陽放送 映像4.1W/音声1.05W 岡山県・香川県
59 OHK岡山放送 映像6.3W/音声1.55W
※全局局名は美作加茂局
※59chは指向性あり
※中継局であるためコールサインは無い

FMラジオ放送送信設備

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周波数(MHz) 放送局 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
86.3 NHK岡山FM放送 1W 1.5W 岡山県 -
※局名は美作加茂局

脚注

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関連項目

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外部リンク

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FMラジオ放送