私オム
日本の劇作家、演出家
私オム(わたしおむ、1989年5月10日 - )は、大阪府出身[2]の日本の劇作家、演出家。
私オム | |
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プロフィール | |
別名 | オム、本川迅[1] |
誕生日 | 1989年5月10日(35歳)[2] |
出身地 | 日本 大阪府 |
血液型 | A型 |
主な作品 | |
舞台 |
『怪盗探偵山猫 the Stage』 『Paradox Live on Stage』 |
略歴
編集2011年、「劇団居酒屋ベースボール」に加入。当初は俳優 本川迅として活動。
2015年、『チェス盤の馬』にて舞台演出デビュー[3][4]。以降、2018年に劇団が解散するまで劇団公演やプロデュース公演の演出を担う。
2016年、『されど、』の総合演出を担当[5]。
2018年、舞台『漫画みたいにいかない。』に演出助手として参加[2]。株式会社T・ZONEに所属。自身のプロデュース団体 オムイズム を立ち上げ、初脚本作品『ファミレス』を上演[6]。
2020年、配信ドラマ『粛々と』にて初映像作品。
2021年、宮下貴浩×私オムプロデュース『あれから』にてデビュー10周年記念公演を上演[7]。
2022年、一騎討ちProject『忘華〜ボケ〜』脚本・演出[8]。
2023年、株式会社T・ZONEを退所。株式会社ルビーパレードに所属 。 『演劇ドラフトグランプリ2023』グランプリ獲得。
2024年、幻冬社plusにてエッセイ「私は演劇に沼っている」連載開始。
人物
編集大阪府立八尾翠翔高等学校を途中退学し、単身沖縄県小浜島の島料理屋にて住み込みで働いていた。その後、17歳の時にインドへ行き放浪。帰国後、実の兄が営む電気工事業を手伝う。退職後、アメリカへ渡り、皿洗いの仕事をしながら数ヶ月アメリカでの生活を経験。帰国後、21歳で上京。趣味はギター、音楽鑑賞。[要出典]喫煙者[9]。
作品
編集劇団居酒屋ベースボール所属時代
編集- 『されど、』(2016年8月)総合演出[5]
- コウの花嫁(2016年10月)演出[10]
- Heal your shoes(2017年4月)演出[11][注 1]
- 黒い羊の仮説(2017年7月)演出[12]
- スタディー・イン・ニュージーランド(2017年9月)演出協力[13]
- フクロウガスム(2017年9月、作:えのもとぐりむ)演出[14]
- 東京のぺいん(2017年12月)出演 [15]
オムイズム作品
編集- ファミレス(2018年9月)脚本・演出[6]
- 園園~そのその~(2019年1月)脚本・演出[16]
- 死ねない無人駅(2019年12月)脚本・演出[17]
- 会えない無人駅(2020年12月)脚本・演出[18]
- シャットアウト、トイレット(2021年3月)脚本・演出[19]
- バスタ新宿発青森行き夜行バスは殺人ばかり(2021年5月)脚本・演出[20]※コロナ流行の影響を受け全公演中止
- 探求(2022年6月)脚本・演出[21]
宮下貴浩×私オムプロデュース作品
編集- 蛇の亜種(2018年6月、脚本:えのもとぐりむ)演出[22]
- お部屋のお話(2019年5月)脚本・演出[23]
- ぶきような嘘(2020年12月)脚本・演出[24]
- あれから(2021年10月)脚本・演出[7]
- 極端な人たち(2022年10月)脚本・演出[25]
- わかば自動車教習所で恋を学ぶ(2023年3月)脚本・演出[26]
- 愚れノ群れ(2024年6月)脚本・演出
- 月農(2024年10月)脚本・演出
外部作品
編集- ぬけがら(2019年3月)演出[27]
- 古~inishie~(2019年7月)演出[28]
- フィクションとノンフィクションのあいだ(仮)(2019年9月)脚本[29]
- 一人芝居(2019年4月)演出[30]
- それぞれの為(2020年10月)脚本・演出[31]
- 怪盗探偵山猫 the Stage(2021年1月)脚本・演出[32]
- 五月雨(2021年4月)脚本・演出[33]
- 優、ちょっと(2021年7月)脚本・演出[34]
- Paradox Live on Stage(2021年6月、脚本:伊神貴世)脚色・演出[35]
- 怪盗探偵山猫 the Stage〜船上の狂想曲〜(2022年1月、原作・脚本:神永学)演出[36]
- いわかける!(2022年2月、脚本・総合演出:松多壱岱)演出[37]
- 一騎討ちProject
- 二重奏(2022年4月)演出[39]
- ミュージカル『ウインドボーイズ!』(2022年12月)演出[40]
- アクション朗読劇『怪盗探偵山猫 〜黒羊の挽歌〜』(2023年1月、原作:神永学)脚本・演出[41]
- Paradox Live on Stage2(2023年3月、脚本:伊神貴世)脚色・演出[42]
- モグリ~潜水艦でGO~(2023年5月)演出[43]
- ミュージカル『伝説のリトルバスケットボール団』(2023年7月、プレビュー公演)日本語上演台本・訳詞 [44]
- 回路(2023年10月)脚本・演出[45]
- 演劇ドラフトグランプリ2023(2023年12月)演出[46]
- 舞台「スパイ教室」(2024年1月、原作:竹町)脚本[47]
- それぞれの為(2024年2月)脚本・演出
- 舞台「PSYCHO-PASSサイコパスVirtue Vice3」(2024年3月)脚本協力
- 朗読劇「探偵ガリレオ」(2024年5月)脚本・演出
- 舞台「夏霞」(2024年7月)脚本
- 舞台「生き逃げ」(2024年8月)脚本・演出
- 舞台「あれから」(2024年9月)脚本・演出
- 演劇ドラフトグランプリTHE FINAL」(2024年12月)演出
ネット配信
編集イベント構成・演出
編集- Paradox Live on Stage THE LIVE
- 高崎翔太バースデーイベント(2022年9月)構成・MC[52]
- トキエンタテインメントSUPER EVENT〜Thanks and Evolution〜(2023年8月)ミュージカル演出
テレビドラマ
編集- 0.5D(2024年)脚本
映画
編集- 追想ジャーニー リエナクト(2024)脚本
連載
編集- エッセイ「私は演劇に沼っている」幻冬舎plus(2024年4月より連載開始)
脚注
編集注釈
編集- ^ スターフィールド劇場 こけら落とし公演
出典
編集- ^ “放浪の牛”. CoRich舞台芸術!. 2023年9月16日閲覧。
- ^ a b c “所属事務所によるプロフィール”. 2023年6月5日閲覧。
- ^ “チェス盤の馬”. CoRich舞台芸術!. 2023年9月16日閲覧。
- ^ “MJP(motokawa jin produce)「チェス盤の馬」株式会社レッグス アンド ロインズ”. 株式会社 レッグス アンド ロインズ. 2015年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月16日閲覧。
- ^ a b “植木祥平×宮下貴浩「されど、」脚本に高橋努ら、演出監修は水野美紀”. ステージナタリー (2016年7月25日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ a b “私オムの新団体オムイズム「ファミレス」に福澤重文・八神蓮・富田翔ら”. ステージナタリー (2018年9月5日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ a b “宮下貴浩×私オム プロデュース 10周年記念舞台『あれから』開幕”. SPICE (2021年11月2日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ a b “若年性認知症を患うボケ担当は…舞台「忘華 ~ボケ~」に高崎翔太が主演”. ステージナタリー (2022年8月24日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “今日は何曜日で何日だ”. 劇団居酒屋ベースボールのブログ 東京で一番の家族 (2012年10月13日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “えのもとぐりむ流ロミジュリ「コウの花嫁」、殺陣満載の稽古場映像も”. ステージナタリー (2016年10月24日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “新宿スターフィールド劇場、こけら落としはえのもとぐりむ×私オム「Heal your shoes」”. ステージナタリー (2017年3月15日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “えのもとぐりむの傑作選、第1回は私オム演出「黒い羊の仮説」”. ステージナタリー (2017年7月1日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “木乃江祐希率いるコノエノ!×7%竹の合同公演は“留学促進音楽劇””. ステージナタリー (2017年7月8日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “えのもとぐりむ×私オム「フクロウガスム」、主演に野久保直樹”. ステージナタリー (2017年8月25日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “ぐりむの法則「東京のぺいん」新作に河西智美、木戸邑弥、山内鈴蘭、仁藤萌乃ら”. ステージナタリー (2017年10月23日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “園園~そのその~”. CoRich舞台芸術!. 2023年9月16日閲覧。
- ^ “二人芝居「死ねない無人駅」裸足で佇む馬場良馬&鈴木勝大のビジュアル”. ステージナタリー (2019年11月6日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “【独占】馬場良馬・鈴木勝大による”2人芝居”第2弾、舞台「会えない無人駅」が開幕!ゲネプロ画像&開幕直前インタビューをUP!2人が語るXmasエピソードとは?”. スマートボーイズ (2020年12月24日). 2023年9月16日閲覧。
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- ^ “小説家がある男の過去を聞き出し…オムイズム「バスタ新宿発青森行き夜行バスは殺人ばかり」”. ステージナタリー (2021年3月31日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “中山優貴(SOLIDEMO)・榊原徹士に小沼将太・丸山敦史・上杉輝(TOKYO流星群)ら出演、オムイズムvol,7「探求」6月上演決定!5/14より先行チケット受付開始”. スマートボーイズ (2022年5月9日). 2023年9月16日閲覧。
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- ^ “「わかば自動車教習所で恋を学ぶ」スタート、赤澤燈「後押しする作品に」”. ステージナタリー (2023年3月29日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “認知症の父が中年男を救う、佃典彦の岸田賞作「ぬけがら」を私オムの演出で”. ステージナタリー (2019年1月7日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “かつて空中分解した劇団の元メンバー描く「古~inishie~」に馬場良馬ら”. ステージナタリー (2019年7月2日). 2023年9月16日閲覧。
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- ^ “ファンやスタッフ、演出家の思惑が入り乱れ…「それぞれの為」に野口真緒・松本慎也ら”. ステージナタリー (2020年10月5日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “北村諒が天才怪盗に!神永学「怪盗探偵山猫」舞台化、共演に和田琢磨・赤澤燈・徳山秀典”. ステージナタリー (2020年11月2日). 2023年9月16日閲覧。
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- ^ “「怪盗探偵山猫」スタート、山猫役・北村諒が「面白くないワケがない!」と自信”. ステージナタリー (2022年1月20日). 2023年9月16日閲覧。
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- ^ “舞台「二重奏」”. カンフェティ. 2023年9月16日閲覧。
- ^ “威吹高校吹奏楽部の青春がスタート、ミュージカル「ウインドボーイズ!」開幕”. ステージナタリー (2022年12月24日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “「怪盗探偵山猫」がアクション朗読劇に!山猫役・北村諒「新感覚で、刺激的な作品に」”. ステージナタリー (2022年11月18日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “佐奈宏紀ら14人の“宝石”たちが輝く「Paradox Live on Stage vol.2」幕開け”. ステージナタリー (2023年3月11日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “極秘訓練の航海中、隊員1人が謎の死を遂げ…「モグリ~潜水艦でGO~」に谷佳樹・あわつまい”. ステージナタリー (2023年4月6日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “韓国発ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」に橋本祥平・梅津瑞樹ら”. ステージナタリー (2023年6月22日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “根本正勝・高崎翔太・馬場良馬が感情を衝突させる男たちに、舞台「回路」上演決定”. ステージナタリー (2023年9月9日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “荒牧慶彦プロデュース「演劇ドラフトグランプリ」チームメンバーと“演劇テーマ”決定”. ステージナタリー (2023年9月13日). 2023年9月16日閲覧。
- ^ “「スパイ教室」の舞台化が決定、出演に横山結衣ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年10月14日). 2023年11月12日閲覧。
- ^ “Filmomu”. Vimeo. 2023年9月16日閲覧。
- ^ 「粛粛と」【自粛配信ドラマ】の 2020年5月2日のツイート、2023年9月15日閲覧。
- ^ “Paradox Live on Stage THE LIVE ~BAE×The Cat’s Whiskers~(昼公演)”. 楽天TV. 2023年9月16日閲覧。
- ^ “Paradox Live on Stage THE LIVE ~cozmez×悪漢奴等~(昼公演)”. 楽天TV. 2023年9月16日閲覧。
- ^ “「高崎翔太バースデーイベント2022」詳細決定のお知らせ”. ニコニコチャンネル エンタメ (2022年8月26日). 2023年9月16日閲覧。
外部リンク
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