福島 信晴(ふくしま のぶはる、1947年5月3日 - )は、日本中央競馬会栗東トレーニングセンターに所属していた元調教師。おじに福島角一(元調教師)、父方の従兄弟福島勝(元調教師)がいる。

福島信晴
2011年阪神大賞典表彰式
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 岡山県
生年月日 (1947-05-03) 1947年5月3日(77歳)
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 京都・福島角一(1969 - 1976)
栗東・諏訪佐市(1976 - 1980)
栗東・鹿戸幸治(1980 - 引退)
初免許年 1969年3月1日
免許区分 平地
騎手引退日 1984年2月29日
通算勝利 1118戦62勝
調教師情報
初免許年 1988年(1989年開業)
調教師引退日 2018年2月28日
経歴
所属 JRA騎手(1969 - 1984)
福島勝/調教助手(1984 - 開業)
栗東T.C.(開業 - )
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来歴

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1963年におじの京都福島角一厩舎所属の騎手候補となり(ただし異説もあり、馬事公苑14期生だったとの報道もある[1])、1969年に騎手免許を取得し、同厩舎より騎手デビュー。1976年に栗東諏訪佐市厩舎所属、1980年には栗東鹿戸幸治厩舎所属と渡り歩き、1984年に騎手引退。従兄弟である福島勝厩舎の調教助手へ転身する。騎手成績は中央通算1118戦62勝。

1988年に調教師免許を取得し、翌1989年に厩舎を開業。初出走は同年3月4日阪神競馬第6競走のハーバーウェイで12着、初勝利は同年3月25日阪神競馬第12競走でコシジダンサーで、のべ14戦目であった。1991年4月3日に管理馬が地方競馬で初出走し、同年5月12日京阪杯イクノディクタスが制し、重賞初勝利を挙げた。翌1992年にはイクノディクタスがJRA賞最優秀5歳以上牝馬を受賞した。また、99戦出走し、15歳まで現役だったミスタートウジンも管理馬であった。

騎手は村本善之の起用がとくに多く、イクノディクタスやミスタートウジンなどの有力馬のほとんどに起用しており、厩舎の主戦騎手であった。村本が引退したあとは、主戦と言うほどの偏りは見られず、藤岡佑介中村将之が比較的多い程度である。

2018年2月28日付けで定年の為、調教師を引退することになった[2]

騎手成績

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通算成績 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率
平地 62 72 100 1118 .055 .120
日付 競走名 馬名 頭数 人気 着順
重賞初騎乗 1972年10月29日 京都牝馬特別 ツキモアー 16頭 16 15着

調教師成績

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 1989年3月4日 1回阪神3日6R 3歳新馬 ハーバーウェイ 12頭 11 12着
初勝利 1989年3月25日 2回阪神1日12R 4歳上400万下 コシジダンサー 9頭 2 1着
重賞初出走 1989年4月16日 3回中山8日11R 皐月賞 ミスタートウジン 20頭 14 13着
重賞初勝利 1991年5月12日 4回京都8日11R 京阪杯 イクノディクタス 13頭 7 1着

おもな管理馬

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太字はGI競走

主な厩舎所属者

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※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。

関連項目

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出典

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  1. ^ [https://tospo-keiba.jp/yasudatomio/3790 『【3】「リズムで乗れ」貴重な助言が騎手人生の柱に』 東スポ競馬 2021年10月18日0時発信、2022年9月28日閲覧。
  2. ^ 調教師12名が勇退・引退日本中央競馬会、2018年2月13日閲覧
  3. ^ 2015年レース結果JBISサーチ 2015年2月2日閲覧