神奈美帆
来歴
編集1981年4月、宝塚音楽学校入学。1983年3月、69期生として宝塚歌劇団に入団。月組公演『春の踊り/ムーンライト・ロマンス』で初舞台を踏む。同年、花組に配属。組配属後1作目の新人公演『メイフラワー』で当時の2番手格娘役ひびき美都が演じた役に選ばれる。
1984年4月、退団した北原遥子の後任として池田銀行イメージガールに就任。
1985年4月、雪組に異動。入団3年目で新トップスター平みちの相手役としてトップ娘役に就任(トップ娘役は前年7月に遥くららが退団してから空位だった)。新人公演・宝塚バウホール公演のヒロイン経験がない段階での就任だった。お披露目公演は『愛のカレードスコープ/アンド・ナウ!』。
1988年11月、『たまゆらの記/ダイナモ!』の東京公演千秋楽を最後に宝塚歌劇団を退団。
退団後間もなく結婚。出産後は主婦業に専念していたが、OGイベント出演・TAKARAZUKA SKY STAGEをはじめとする宝塚歌劇関連番組・宝塚歌劇団関連の刊行物でのインタビューなどには応じている。
宝塚歌劇団時代の舞台
編集花組時代
編集- 『春の踊り-南蛮花更紗-/ムーンライト・ロマンス』 *初舞台(月組)
- 『紅葉愁情/メイフラワー』新人公演:ジュリー(本役:ひびき美都)
- 『琥珀色の雨にぬれて/ジュテーム』新人公演:ジュヌヴィエーヴ(本役:梢真奈美)
- 『ロジャースビル物語』アデエル(バウホール公演)
- 『名探偵はひとりぼっち/ラ・ラ・フローラ』ロザンナ、新人公演:キャロライン(本役:秋篠美帆)
- 『オクラホマ!』ガーティ(バウホール公演)
雪組トップ娘役時代
編集1985年
- 『愛のカレードスコープ/アンド・ナウ!』クリスティーナ、カレン、マリー・アントワネット *お披露目公演
- 『はばたけ黄金の翼よ/フル・ビート』クラリーチェ・デル・カンポ(地方公演)
- 『ショーボート』マグノリア・ホークス(バウホール公演)
- 『大江山花伝/スカイ・ハイ・スカイ』藤子/藤の葉
- 『三つのワルツ』ファンニー・ピクラー、シャルロッテ・ピクラー、フランチー・イエンセン・ピクラー
- 『宝塚をどり賛歌/サマルカンドの赤いばら』フィトナ姫
- 『梨花 王城に舞う/ザ・レビュースコープ』玉蘭
参考文献
編集- 『歌劇』1988年11月号(宝塚歌劇団発行)