神奈川駅 (東急)
日本の神奈川県横浜市にあった東京急行電鉄の駅(廃駅)
神奈川駅(かながわえき)は、かつて東京横浜電鉄→東京急行電鉄東横線に存在した鉄道駅である[1]。
神奈川駅 | |
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かながわ | |
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右は京浜急行電鉄(京急)の神奈川駅 | |
所在地 | 横浜市神奈川区 |
所属事業者 | 東京急行電鉄 |
所属路線 | 東横線 |
キロ程 | 23.8 km(渋谷起点) |
開業年月日 | 1926年(大正15年)2月14日[1] |
廃止年月日 | 1950年(昭和25年)4月8日[1] |
概要
編集東京横浜電鉄(東横)が東横線の建設を行うに当たって、1926年(大正15年)に横浜側の仮終着駅として開設したのが本駅である。当時は近接して東海道本線にも神奈川駅、京浜電気鉄道に京浜神奈川駅が設けられており[1]、また近くを横浜市電も通っていたことから、暫定ターミナルであっても市街へのアクセスを果たすことはできた。場所は高島山トンネルを抜けて線路がカーブした先、国鉄駅に隣接した場所で、山側に面してホームが設けられていた[1][2]。
東横ではその後、予定通り横浜駅(2代目、現在の高島町辺り)までの路線延伸工事を進め、1928年(昭和3年)5月に高島駅(後に本横浜駅を経て高島町駅と改称、2004年(平成16年)1月廃止)までの延伸を果たす[3]。更に10月には横浜駅が現在地に移転し、東横線も神奈川駅 - 本横浜駅間に横浜駅を新設した。なお、この時国鉄神奈川駅は廃止されたため、トンネルの出口付近へ東横線の駅も移転した[3]。
1950年(昭和25年)、神奈川駅は横浜駅に近接していることもあり、廃駅となった。
歴史
編集現況
編集神奈川駅跡周辺の東横線地上路線は2004年に地下化され、跡地は東横フラワー緑道として整備されている。神奈川駅跡付近には神奈川駅に関する説明板も設置されている。
隣の駅
編集脚注
編集参考文献
編集- 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669。