磐田駅

静岡県磐田市中泉にある東海旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅

磐田駅(いわたえき)は、静岡県磐田市中泉にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線である。駅番号CA31

磐田駅[* 1]
北口(2019年4月)
いわた
Iwata
CA30 御厨 (3.2 km)
(2.9 km) 豊田町 CA32
地図
所在地 静岡県磐田市中泉633-1
北緯34度42分36.27秒 東経137度51分6.21秒 / 北緯34.7100750度 東経137.8517250度 / 34.7100750; 137.8517250座標: 北緯34度42分36.27秒 東経137度51分6.21秒 / 北緯34.7100750度 東経137.8517250度 / 34.7100750; 137.8517250
駅番号 CA  31 
所属事業者
所属路線 東海道本線静岡地区
キロ程 245.9 km(東京起点)
電報略号 ワタ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
4,866人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1889年明治22年)4月16日
備考
  1. ^ 1942年に中泉駅から改称。
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南口(2008年9月)

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持ち、橋上駅舎を備える地上駅。構内は北側から単式ホーム(1番線・副本線)、島式ホーム(2・3番線本線)の順に並んでいる。ただし、コンコースにも1番線への案内はなく、1番線への通路も通常はシャッターが閉じられている。2014年3月ダイヤ改正時点で1番線に発着する定期旅客列車の設定はない。

駅長駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、御厨駅豊田町駅を管理している。JR全線きっぷうりばがある。

駅舎横に本駅で1915年(当時は中泉駅)から1986年7月まで使用されていた跨線橋の鋳鉄柱が保存展示されている。「明治四十四年」「鉄道院」「川崎造船所兵庫分工場鉄道部製造」の刻印がある。製造から設置まで間があるが、理由は不明。

また、平成23年(2011年)度より北口広場の整備事業が始まり、2016年(平成28年)3月12日に完成を記念する式典が行われた[5]。バス・タクシー・自家用車のロータリーが整備された。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 (予備ホーム)
2   東海道本線 上り 静岡沼津方面
3 下り 浜松豊橋方面

(出典:JR東海:駅構内図

貨物取扱

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JR貨物の駅は現在、臨時車扱貨物のみを取り扱っており貨物列車の発着はない。

1996年(平成8年)2月まで、駅西側にある日本たばこ産業磐田倉庫へ続く専用線が存在した。1995年(平成7年)10月に日本たばこ産業向けの有蓋車による製品輸送は廃止されたが、最後まで日本アルコール産業磐田工場で生産されたアルコールの輸送が行われていた。

また国鉄分割民営化のしばらく後まで駅舎東に有蓋車用貨物ホームがあったほか、1980年代まで駅南側にあった遠州日石磐田油槽所や富士製粉(現・日東富士製粉)磐田工場(1990年閉鎖・メルシャン磐田工場東隣)へ続く専用線も存在した。

利用状況

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「磐田市統計書」「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員4,866人である[6][7]

1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
1993年(平成05年) 9,494 [7]
1994年(平成06年) 8,948
1995年(平成07年) 8,751
1996年(平成08年) 8,658
1997年(平成09年) 8,389
1998年(平成10年) 8,231
1999年(平成11年) 8,451
2000年(平成12年) 8,100
2001年(平成13年) 8,088
2002年(平成14年) 7,823
2003年(平成15年) 7,845
2004年(平成16年) 7,983
2005年(平成17年) 7,946
2006年(平成18年) 8,028
2007年(平成19年) 8,066
2008年(平成20年) 8,040
2009年(平成21年) 7,795
2010年(平成22年) 7,692
2011年(平成23年) 7,776
2012年(平成24年) 7,845
2013年(平成25年) 7,953
2014年(平成26年) 7,771
2015年(平成27年) 7,980
2016年(平成28年) 8,003
2017年(平成29年) 8,157 [6][7]
2018年(平成30年) 8,179
2019年(令和元年) 8,046
2020年(令和02年) 4,933
2021年(令和03年) 4,866

駅周辺

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バス路線

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停留所名は、南口は「磐田駅南口」、磐田線は「磐田駅前」、それ以外はすべて「磐田駅」である。

のりば 停留所名 運行事業者 路線名 行先 備考
1 磐田駅 遠鉄バス 城之崎線 磐田営業所

(・スズキ磐田工場)

始発便のみスズキ磐田工場行
磐田市立病院福田線 磐田市立病院  磐田北高経由便の運行もある
2 中ノ町磐田線 磐田営業所  平日の朝1便のみ磐田東高経由
城之崎線 土日祝日の朝1便のみ運行

(磐田東高行き)

磐田天竜線 ららぽーと磐田山東  
磐田駅前 秋葉バスサービス
(磐田市・袋井市・森町自主運行)
磐田線 遠州森町 全便平日のみ運行
3 磐田駅 遠鉄バス 磐田市立病院福田線 豊浜郵便局  
浜松バス 掛塚磐田駅線 蟹町 / 磐田北高 磐田市生活バス路線
4 遠鉄バス 中ノ町磐田線 浜松駅  
南口 磐田駅南口 磐田市立病院福田線 豊浜郵便局 / 磐田市立病院  

隣の駅

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※「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」の隣の停車駅は東海道線 (静岡地区)を参照のこと。

東海旅客鉄道(JR東海)
  東海道本線
御厨駅 (CA30) - 磐田駅 (CA31) - 豊田町駅 (CA32)

かつて存在した路線

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光明電気鉄道
新中泉駅 - 中泉二之宮駅

脚注

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  1. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、68頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  2. ^ 「鉄道一部営業廃止」『官報』1936年7月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 『静鉄局管内10駅にみどりの窓口新設』昭和62年1月24日日本経済新聞地方経済面静岡
  4. ^ 浜松市史 五 第四章 国際化の進展と新たな課題 第六節 交通・通信 第一項 JR東海 自動改札機の導入”. 浜松市立中央図書館 浜松市文化遺産デジタルアーカイブ. 2017年5月31日閲覧。
  5. ^ JR磐田駅北口広場が完成〜市民に親しみやすく人が集う広場に〜」『広報いわた』第192号、2016年4月、6-7ページ。
  6. ^ a b 令和4年版磐田市統計書” (PDF). 磐田市. p. 31 (2022年12月). 2024年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月17日閲覧。
  7. ^ a b c 6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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