碌山美術館
長野県安曇野市にある美術館
碌山美術館(ろくざんびじゅつかん)は長野県安曇野市穂高にある美術館。安曇野アートライン加盟施設。[1]
碌山美術館 Rokuzan Art Museum | |
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施設情報 | |
専門分野 | 荻原守衛 |
管理運営 | 公益財団法人 碌山美術館 |
開館 | 1958年4月 |
所在地 |
〒399-8303 長野県安曇野市穂高5095-1 |
位置 | 北緯36度20分37.3秒 東経137度52分53秒 / 北緯36.343694度 東経137.88139度座標: 北緯36度20分37.3秒 東経137度52分53秒 / 北緯36.343694度 東経137.88139度 |
プロジェクト:GLAM |
概要
編集近代彫刻家・荻原碌山(号:守衛)の個人美術館。碌山は東穂高村(旧穂高町内、現・安曇野市穂高)出身で、「東洋のロダン」として知られる。当館はその作品と資料の蒐集、保存および公開を目的として、長野県下の小中学生をはじめとする約30万人の寄附を集めて、1958年4月に開館した。また碌山と関係の深い芸術家たち、高村光太郎、戸張孤雁、中原悌二郎らの作品も併せて展示している。[2]
施設
編集碌山館
編集キリスト教教会堂を思わせるシンボリックな建物に碌山の彫刻・絵画・書簡等を展示している。2009年に国の登録有形文化財に登録された。
建築概要
杜江館(もりえかん)
編集碌山絵画室。1Fは荻原守衛の油彩、デッサン、スケッチを展示、2Fは図書資料室。
建築概要
第一展示棟
編集高村光太郎、戸張孤雁、中原悌二郎、柳敬助、斎藤与里らの作品を展示している。
建築概要
- 設計 - 基俊太郎
- 竣工 - 1982年
- 構造 - RC造
- 規模 - 平屋
- 延床面積 - 158.75m2
第二展示棟
編集常設展および特別展・企画展の会場。
建築概要
- 設計 - 基俊太郎
- 竣工 - 1996年
- 構造 - RC造
- 規模 - 地上2階
- 延床面積 - 216.92m2
グズベリーハウス
編集レストハウス。館内の一角にはミュージアム・ショップが設けられている。
建築概要
主な展示品
編集- 荻原守衛「北条虎吉像」(石膏原型は重要文化財)
- 荻原守衛「女」
- 高村光太郎「手」
交通アクセス
編集脚注
編集- ^ “碌山美術館-安曇野アートライン”. 安曇野アートライン. 2022年2月4日閲覧。
- ^ “碌山美術館”. じゃらん. 2022年2月4日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 碌山美術館(2015年9月24日閲覧)
- 平成27年度 公益財団法人碌山美術館事業計画書(2015年9月24日閲覧)
- 碌山美術館 - 信州の文化施設 - 公益財団法人 八十二文化財団(2015年9月24日閲覧)
- 安曇野アートライン(2015年9月24日閲覧)