石橋 五郎(いしばし ごろう、1876年1月5日[1] - 1946年4月19日[2])は、日本の地理学者[3]京都帝国大学名誉教授。

石橋 五郎
石橋(1908年)
生誕 (1876-01-05) 1876年1月5日
日本の旗 日本千葉県
死没 (1946-04-19) 1946年4月19日(70歳没)
研究分野 地理学
研究機関 京都帝国大学
出身校 東京帝国大学
プロジェクト:人物伝
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来歴

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千葉県出身。千葉県立尋常中学校第一高等学校卒、1901年東京帝国大学文科大学史学科卒、大学院を経て、1904年神戸高等商業学校教授、1907年京都帝国大学文学部史学地理学助教授兼任、1910-12年英国、ドイツに学ぶ。1919年京大教授。1927年から『日本地理風俗大系』などを編纂。1938年退官。

小川琢治らと京都地理学派の基礎を築いた。門下に小牧実繁などがいる。石橋雅義の岳父。

著書

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  • 『日本経済地理』冨山房 1917
  • 『綜合世界経済地理』冨山房 1924
  • 『実業教科地理教科書』冨山房 1924
  • 『現勢地理通論』冨山房 1941
  • 『現代世界解説地図』朝日新聞社 1943
共著
  • 『現代教育学大系 各科篇 第13巻 地理教育論』別技篤彦共著 成美堂書店 1937

参考文献

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  • 石橋五郎とは - コトバンク
  • 川合一郎「「第2部 京都帝国大学系の歴史地理学」」『近代日本における歴史地理学学説史 : 2つの系譜』 早稲田大学〈博士(学術) 甲第3784号〉、2013年。NAID 500000574488https://hdl.handle.net/2065/40251 


脚注

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  1. ^ 『人事興信録 5版』(人事興信所、1918年)い188頁
  2. ^ 『日本文化年鑑 1948年版』(社會評論社、1948年)p.276
  3. ^ 上田正昭ほか監修 著、三省堂編修所 編『コンサイス日本人名事典 第5版』三省堂、2009年、103頁。