白蓮会館
少林寺拳法出身の杉原正康が創立したフルコンタクト空手団体
白蓮会館(びゃくれんかいかん)は、1984年に杉原正康が興した拳法の会派。団体名称はNPO法人国際空手拳法連盟白蓮会館(エヌピーオーほうじんこくさいからてけんぽうれんめいびゃくれんかいかん)。
国籍 | 日本 |
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格付 | NPO法人 |
法人番号 | 3122005001363 |
設立日 | 2005年12月14日(法人認証日) |
代表者 | 杉原正康 |
郵便番号 | 〒577-0807 |
事務所 | 大阪府東大阪市菱屋西五丁目2番20号 |
主な加盟組織 | 世界組手連盟(W.K.O.JAPAN) |
外部リンク | http://www.byakuren.com/ |
概説
編集伝統的な空手ではなく少林寺拳法が源流で、技法的にも少林寺拳法と同様に剛法(突き、蹴り。またその受け)と柔法(投げ、関節技)からなるが、白蓮会館自身は「空手団体」と自称している。なお、創立30周年を迎えた2014年4月に二代目館長として杉原賢亮が就任し、杉原正康は宗師となる。
近年では、W.K.O.(世界組手連盟)やJFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟)等への加盟に伴い、活躍の場を広げている。
歴史
編集少林寺拳法の幹部(当時)で、宗道臣の親衛隊である白蓮隊の一人だった杉原正康は、少林寺拳法の実戦性を模索するため正道会館の試合に出場し上位入賞したが、それが元で少林寺拳法を破門になった。この後、彼は同志を集め試合出場時の道場名より、国際空手拳法連盟白蓮会館を興した。同連盟は他のフルコンタクト連盟と違い、多くの団体が加盟している。なお、設立当初は国際拳法連盟であったが、他団体が加盟し始めた1988年に国際空手拳法連盟と改称した。
フルコンタクト空手団体で極真、正道に次ぐ三番手として知られる。
カウンターパンチの技術が発達している。また、少林寺拳法由来の剛法(突き、蹴り。またその受け)や柔法(投げ、関節技)も教えている。但し、試合ルールはいわゆるフルコン空手ルール(上段突き・掴み・投げ技・寝技無し)と同じである。
実績
編集2012年に行われた新極真会主催の「第29回オープントーナメント全日本ウエイト制空手道選手権大会」の男子軽量級の部において、白蓮会館所属の福地勇人が優勝を収めた[1]。
白蓮会館所属の選手
編集- 白蓮会館主催 第27回、35回 全日本重量級 優勝
- 極真連合会主催 全日本ウエイト制重量級 優勝
- JFKO主催 第3回JFKO全日本 重量級3位
- 新極真会主催 全日本ウエイト制 重量級3位
- 正道会館主催 全日本重量級 準優勝2回
- 2012WKO空手ワールドカップ重量級 優勝
- 2016WKO空手ワールドカップ重量級 優勝
- 2019年正道会館主催 全日本重量級 優勝
- 白蓮会館主催 第26回・29回・31回・33回・34回 全日本重量級優勝
- 2012WKO空手ワールドカップ重量級 準優勝
- 2016WKO空手ワールドカップ重量級 準優勝
- 2016WKO世界組手選手権大会 無差別級 優勝
- LEGEND FINAL空手トーナメント 優勝
- KWF主催 世界KARATE GRANDPRIX2017 第4回国際大会 重量級優勝
- 極真連合会主催 第26回全日本ウエイト制 重量級優勝
- JFKO主催 第4回JFKO全日本重量級 優勝
- JFKO主催 第5回JFKO全日本重量級 優勝
- 正道会館主催 第39回全日本重量級 優勝
- 新極真会主催 第12回全世界大会 日本代表
- WFKO主催 第1回全世界大会 日本代表
- 白蓮会館主催 第26回・27回・29回全日本軽量級優勝、第31回全日本無差別級優勝
- 極真連合会主催 第27回・28回全日本ウェイト制軽量級優勝、第31回全日本ウエイト制中量級優勝
- 新極真会主催 第29回全日本ウエイト制軽量級優勝
- 正道会館主催 2016全日本軽量級準優勝
- 2012WKO空手ワールドカップ 軽量級優勝
- 2016WKO空手ワールドカップ 中量級優勝
- JFKO主催 第4回JFKO全日本中量級優勝
- JFKO主催 第1回JFKO国際大会中量級優勝
- JFKO主催 第6回JFKO全日本中量級優勝
脚注
編集- ^ 【新極真会】大波乱!絶対王者が敗れ、軽量級は他流派が制す格闘技ウェブマガジンGBR 2012年5月27日