白石 美雪(しらいし みゆき、1958年 - )は、日本音楽学者音楽評論家

東京都に生まれ、長野県松本市に育つ。長野県松本深志高等学校卒業[1]1984年東京藝術大学音楽学部楽理科卒、同大学院音楽学専攻修了[2]

東京藝術大学講師、国立音楽大学講師などを経て1997年から武蔵野美術大学教授音楽評議会会員。専門はジョン・ケージ現代音楽や音楽家、コンサートなどに造詣が深い。

1990年代から音楽評論家として本格的に活動しはじめ、演奏会や現代音楽に関する評論を専門誌や、『讀賣新聞』や『朝日新聞』などに執筆した。『信濃毎日新聞』、『朝日新聞』には定期的に批評を寄稿している[2]1996年から2005年3月まで、NHK-FM放送の『現代の音楽』にレギュラー出演した。神奈川県横浜市で開かれているレクチャーコンサート「はじめて聴く現代音楽」の司会者をも務める[3]2010年、『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』(武蔵野美術大学出版局)により第20回吉田秀和賞受賞 [4]

共著に『はじめての音楽史』、共訳書に『インターメディアの詩学』『音楽のことば 作曲家が書き遺した文章』などがある。

出典・脚注

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  1. ^ 礒山雅 (2010年10月9日). “連休”. 礒山雅. 2012年7月1日閲覧。
  2. ^ a b 白石美雪 武蔵野美術大学専任教員プロフィール集”. 武蔵野美術大学. 2012年7月1日閲覧。
  3. ^ 過去の開催例:レクチャー「白石美雪のはじめて聴く現代音楽」 -- 神奈川県”. NHN Japan Corp.. 2012年7月1日閲覧。先行イベント情報”. 横浜みなとみらいホール (2012年2月27日). 2012年7月1日閲覧。
  4. ^ 各出版部からのお知らせ 第20回吉田秀和賞受賞”. 大学出版部協会 (2010年9月13日). 2012年7月1日閲覧。

外部リンク

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  • 白石美雪 - 武蔵野美術大学専任教員プロフィール集