白旗神社
源頼朝等を祭神とする神社
白旗神社(しらはたじんじゃ)は、関東地方・東北地方・中部地方に分布する神社である。白幡神社・白籏神社とも表記される。
多くは源頼朝を主祭神とするが、他に源義家・源義経などの源氏の武将、源氏の氏神である八幡神を主祭神とするものも多い。社名は源氏の旗である白旗に因むものである。
日本全国に70社あまりがあり、他に境内社として7社ほどがある。鎌倉幕府のあった神奈川県の他、千葉県に多く、他に茨城県・福島県・岩手県・宮城県・秋田県・富山県・山梨県・静岡県に分布する。
白旗神社(神奈川県鎌倉市雪ノ下)
編集→「鶴岡八幡宮 § 摂末社」も参照
- 所在地 神奈川県鎌倉市雪ノ下二丁目1番31号
白旗神社(神奈川県鎌倉市西御門)
編集→詳細は「白旗神社 (鎌倉市西御門)」を参照
白旗神社(神奈川県藤沢市)
編集→詳細は「白旗神社 (藤沢市)」を参照
白旗神社(横浜市戸塚区品濃町)
編集- 所在地 神奈川県横浜市戸塚区品濃町518番地7[2] JR東戸塚駅より徒歩3分
- 祭神 新編相模風土記稿記載の江戸時代までの主祭神は源頼朝、現在は源義経、天照大神、豊受姫命[2]。主祭神が源頼朝から源義経に置き換わった経緯は不明。
- 由緒 康元元年(1256年)創建といわれている。 社殿は天正3年(1575年)、天保11年(1840年)に改築が行われた。[2]大正13年の関東大震災で倒壊したが、氏子には損害がなく、時の部落長 金子鉄五郎は「宮柱うちくだけても倒れても氏子の怪我なきぞ尊き」と献詠し、村人たちは「鎮守さまが身代わりになってくださった」と感激して翌年再建に着工、9月28日に竣工した。2009年放火により消失したが、氏子や近隣住民などの寄付により2012年秋に再築された。
- 祭事 例大祭(9月28日)、祈年祭(4月11日)、新嘗祭(11月28日)、七五三(11月28日)、大麻配布、慰霊祭、初詣
- その他 神社の裏手には白旗山公園がある。
- 外部リンク 品濃白旗神社の公式サイト
白旗神社(横浜市戸塚区平戸町)
編集白旗神社(神奈川県三浦市)
編集脚注
編集出典
編集参考文献
編集- 「山之内庄 西御門村 法華堂」『大日本地誌大系』 第39巻新編相模国風土記稿4巻之92村里部鎌倉郡巻之24、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179229/191。
- 「山之内庄 平戸村 白旗神社」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之101村里部鎌倉郡巻之33、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/62。
- 「衣笠庄 本和田村/和田赤羽村/和田竹之下村 白旗明神社」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之110村里部三浦郡巻之4、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/132。
- “品濃白旗神社縁起”. 品濃白旗神社公式サイト (1015年). 2021年11月14日閲覧。
関連文献
編集- 「山之内庄 品濃村 白旗社」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之101村里部鎌倉郡巻之33、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/63。